文献
J-GLOBAL ID:201702257362673690   整理番号:17A0159143

H IRA遺伝子はファロー四徴症患者の心筋における低発現である【Powered by NICT】

HIRA Gene is Lower Expressed in the Myocardium of Patients with Tetralogy of Fallot
著者 (5件):
資料名:
巻: 129  号: 20  ページ: 2403-2408  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2567A  ISSN: 0366-6999  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景最も典型的な心臓異常は22ql1欠失症候群(22ql IDS)患者における円錐動脈幹欠陥(CTD)である。22ql1DSの臨界領域に位置する候補遺伝子の一つとして,H IRA(ヒストン細胞周期調節因子)遺伝子は,動物モデルにおけるCTDに関連するとして報告された。ファロー四徴(TOF)患者の徴におけるH IRA遺伝子の発現とプロモーター領域における潜在的DNA配列変異のレベルを解析することを目的とした。【方法】メッセンジャーRNA(mRNA)発現は,TOF患者の右室流出路(RVOT)の39の心筋組織における定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応および非心臓死小児からofRVOT4心筋組織を用いて調べた。蛋白質発現は12TOF患者と4名の対照者における免疫組織化学を用いて検出した。全100TOF症例と200人の健康な対照を,DNA配列決定のための対象とした。【結果】TOF患者の心筋におけるH IRA遺伝子のmRNAと蛋白質発現は,対照と比較して有意に低かった(P<0.05)。g.4111A>G(rs 1128399),g.4265C>A(rs4585115),g.4369T>G(rs2277837),g.4371C>A(rs 148516780),とg.4543T>C(rs111802956)を含む五の一塩基多型(SNP)はH IRA遺伝子のプロモーター領域に見出された。TOF患者と対照群の間のこれらSNPs(P>0.05)における周波数の有意差ではなかった。【結論】心筋におけるH IRA遺伝子の異常低発現はTOFの病因に関与している可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  蛋白質・ペプチド一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る