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J-GLOBAL ID:201702257668785544   整理番号:17A0337347

高齢中国人集団のビタミンD状態:2010~2013年中国国民栄養・健康調査(CNNHS)の断面分析

Vitamin D status among the elderly Chinese population: a cross-sectional analysis of the 2010-2013 China national nutrition and health survey (CNNHS)
著者 (6件):
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巻: 16  号: Jan  ページ: 16:3 (WEB ONLY)  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7032A  ISSN: 1475-2891  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:ビタミンD不足は高齢者,特にアジア人集団ではよくある。中国人高齢者集団における健康成人のビタミンD状態を評価した。方法:60歳以上の健康成人合計6014名(男性2948名,女性3066名)が本記述断面分析に参加した。複数のロジスティック回帰分析を介してビタミンD不足の可能な予測因子を評価した。結果:血清25-ヒドロキシビタミンD(25(OH)D)レベル中央値は,男性では61.0nmol/l(四分位範囲(IQR)44.3~80.6,範囲5.1~154.5)であり,女性では53.7nmol/l(IQR38.8~71.0,範囲6.0~190.0)で,男性の34.1%(95%信頼区間(CI)32.4~35.8)及び女性の44.0%(95%CI42.2~45.8)がビタミンD不足(25(OH)D<50nmol/l)を示した。多変量ロジスティック回帰によるとビタミンD不足は,女性であること(P<0.0001),過小体重(P=0.0259),春(P<0.0001),環境UVBレベルの低さ(P<0.0001)及び大都市に住むこと(P=0.0026)が正に相関した。男性ではビタミンD不足は,春(P=0.0015),環境UVBレベルの低さ(P<0.0001)及び大都市に住むこと(P=0.0022)と正に相関し,女性ではビタミンD不足は春(P=0.0005)及び環境UVBレベルの低さ(P<.0001)と正に相関した。結論:ビタミンD不足は中国の高齢者集団でよく見られる。環境UVBレベルの低い居住地域のためにビタミンD不足が男女ともに増加し,ビタミンD補給と適度の太陽を浴びることを特に涼しい季節に奨励するべきである。中国の高齢者集団における最適なビタミンD摂取量及び太陽曝露レベルを決定するためにさらなる研究が必要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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ビタミンD  ,  栄養調査 

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