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J-GLOBAL ID：201702258260584399   整理番号：17A0460982

55トンインゴットにおけるマクロ偏析,引け巣,そしてざく巣を予測するための四相デンドライトモデル

Four-Phase Dendritic Model for the Prediction of Macrosegregation, Shrinkage Cavity, and Porosity in a 55-Ton Ingot

著者 (6件)： GE Honghao (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN) ,  REN Fengli (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN) ,  LI Jun (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN) ,  HAN Xiujun (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN) ,  XIA Mingxu (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN) ,  LI Jianguo (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 48  号： 3  ページ： 1139-1150  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 凝固の間のマクロ偏析,引け巣,ザク巣を予測するためのモデルを開発した。0.33wt%C鋼を電炉溶解し,脱酸後1793K(1520°C)で55トンインゴットに鋳込んだ。これを中央で切断し,成分分布のICP-ES分析,引け巣,ざく巣の形状と分布を調べた。この結果を,凝固モデルによる計算結果と比較した。この凝固モデルは,デンドライト等軸粒,溶鋼の対流,結晶の沈殿,核形成と成長,凝固相の収縮を考慮に入れた四相(溶鋼,等軸晶,柱状晶,そして空気)からなるモデルである。底部の負偏析帯の程度とその広がり,上部の正偏析帯の形成には収縮が影響した。そしてA-偏析(チャネル偏析)の形成にはデンドライト等軸晶が重要な要素になることがわかった。2次元および3次元モデルによるシミュレーション結果は実験結果とよく一致した。

シソーラス用語： *中炭素鋼 ,  *鋳造組織 ,  偏析 ,  引け巣 ,  インゴット ,  造塊 ,  *予測モデル ,  溶鋼 ,  等軸組織 ,  柱状晶 ,  空気 ,  樹枝状結晶 ,  対流 ,  結晶核形成 ,  結晶成長 ,  収縮 ,  熱伝導 ,  計算機シミュレーション ,  数値解析
準シソーラス用語： ざく巣 ,  マクロ偏析 ,  数値シミュレーション

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  凝固  (WC01050M)

タイトルに関連する用語 (7件)： インゴット ,  マクロ偏析 ,  引け巣 ,  ざく巣 ,  予測 ,  デンドライト ,  モデル