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J-GLOBAL ID:201702258812916378   整理番号:17A0433562

NGC4038(触覚銀河)の中心核領域における高密度で衝撃波を受けたガスのALMA観測

ALMA observations of the dense and shocked gas in the nuclear region of NGC4038 (Antennae galaxies)
著者 (15件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 6.1-6.9  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アタカマミリ波サブミリ波干渉計によってNGC4038方向で得られたCN,HCN,HCO<sup>+</sup>,CH<sub>3</sub>OH,HNCOの5個の分子からのミリ波放射の1“(<100pc)分解能マップを報告する。NGC4038は中間ステージマージャーである接触銀河の北部銀河である。NGC4038の中心核領域で3個の分子(CN,CH<sub>3</sub>OH,HCNO)が初めて検出された。高分解能マッピングは異なる分子種と連続放射の分布における系統的な違いを明らかにする。3mmと850μmの連続放射によって同定された活動中の星形成領域に対して,HCN(1-0)およびCO(3-2)ピークに結び付けられるガス・リッチ領域からの距離を与える。CN(1-0)/HCN(1-0)線比はこれらの星形成領域で強められており(CN/HCN≒0.8-1.2),この領域では光子が優勢であることを示唆している。CO(3-2)ピークを中心とする半径0“.6(~60pc)以内にある分子ガス質量が大きいこと(108M<sub>〇</sub>)と,HCN(1-0)/CO(3-2)線比から示唆される高密度ガスの割合が大きいこと(>20%)とは,将来そこで極めて激しい星形成が突然起こることを意味している可能性がある。CH<sub>3</sub>OHとHCNO放射でトレースされた衝撃波を受けたガスはサブkpcスケールの分子衝撃波の存在を示す。著者等は,この分子衝撃波は流入するガスと中心にある重い分子複合体との間の衝突によって駆動された可能性があることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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星雲 
引用文献 (40件):
  • Aalto, S., Polatidis, A. G., Hüttemeister, S., & Curran, S. J. 2002, A&A, 381, 783
  • Amram, P., Marcelin, M., Boulesteix, J., & Le Coarer, E. 1992, A&A, 266, 106
  • Baan, W. A., Henkel, C., Loenen, A. F., Baudry, A., & Wiklind, T. 2008, A&A, 477, 747
  • Bigiel, F., Leroy, A. K., Blitz, L., Bolatto, A. D., da Cunha, E., Rosolowsky, E., Sandstrom, K., & Usero, A. 2015, ApJ, 815, 103
  • Bolatto, A. D., Wolfire, M., & Leroy, A. K. 2013, ARA&A, 51, 207
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