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J-GLOBAL ID:201702259460444357   整理番号:17A0511042

エネルギーからみた地球温暖化問題 第12回 経済成長とCO2排出量のデカップリングを考える-米国オバマ政権の「成果」を問う

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資料名:
巻: 53  号:ページ: 052-057  発行年: 2017年04月10日 
JST資料番号: S0268A  ISSN: 1340-2552  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年一部の先進国では,経済成長は維持しながらも,CO2排出量を削減する,いわゆる「デカップリング」を達成しているとする主張をしばしばみかける。米国のオバマ前大統領もScience誌への投稿の中で,自身の政権の成果としてデカップリングに成功した実績を強調し,それをもたらした理由としてシェール革命による石炭から天然ガスへの燃種転換と再生可能エネルギーの普及を挙げている。より強調されているのは後者の方で,再生可能エネルギーは政府の支援策もあって既に価格競争力を持つようになりつつあること,民間企業の自主的な動きや各州政府の取り組みもあって,この流れは止めようがないものであるとして,トランプ新政権に釘を刺している。しかしデカップリングをもたらした要因を分析すると,まだ「再生可能エネルギーの導入がグリーン成長の原動力」と断じるには早いようだ。グリーン成長を実現していくためには,経済成長とCO2の相関関係を「過去のもの」と切り捨てるのではなく,現実を踏まえた上で何をすべきかを真摯に考える必要がある。現在デカップリングと言われる現象をもたらしている要因についての公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE)の分析を紹介し,デカップリングについて考える機会としたい。(著者抄録)
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分類 (4件):
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環境問題  ,  生産に関する一般問題  ,  資源回収利用  ,  環境汚染一般 

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