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J-GLOBAL ID:201702259652242667   整理番号:17A0323999

シアノバクテリアの微量細胞外炭化水素の定量のためのガスクロマトグラフィー-質量分析法と結合したヘッドスペース固相ミクロ抽出の有効性【Powered by NICT】

Efficacy of head space solid-phase microextraction coupled to gas chromatography-mass spectrometry method for determination of the trace extracellular hydrocarbons of cyanobacteria
著者 (7件):
資料名:
巻: 1029-1030  ページ: 113-120  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炭化水素であるシアノバクテリア中に広く存在し,生化学的合成経路を最近同定した。シアノバクテリアの細胞内脂肪酸alka(e)ンをガスクロマトグラフィー-質量分析(GC/MS)と結合した液液抽出(LLE)によって検出された。しかし,脂肪alka(e)ンはシアノバクテリア培地に放出されることができるかどうかを明らかにされていない。本研究では,ヘッドスペース固相ミクロ抽出(HS SPME)GC/MSと結合したによる藍藻類培養液中の細胞外炭化水素の痕跡レベルの分析のための高感度法を開発した。50°Cで30分間抽出するポリジメチルシロキサンファイバを用いたヘッドスペース(HS)抽出モードは最適抽出条件として採用した。pentadecene(C15:1),ペンタデカン(C15:0),ヘプタデセン(C17:1),ヘプタデカン(C17:0),ノナデカン(C19:0)を含む五種のシアノバクテリア脂肪酸alka(e)ン類似体を分析し,HS-SPME-GC/MS法から得られたデータは,内部標準のピーク面積との比較を用いて定量した。HS-SPME-GC/MSによる藍藻類の細胞外脂肪酸alka(e)ンの分析のための検出限界(LOD),定量限界(LOQ),線形ダイナミックレンジ,精度(RSD)及び回収率の限界を評価した。LODs検出限界(S/N=3)は10から21ngL 1まで変化した。検量線の相関係数(r)は0.9873~0.9977の範囲で0.1から50μgL 1の直線性を示した。RSD値は1.0μgL 1と10.0μgL 1標準溶液で7.8~14.0%および4.0~8.8%の範囲であった。モデルシアノバクテリアSynechocystissp.PCC6803の培養培地において細胞外脂肪酸alka(e)ンの比較分析はHS-SPME-GC/MS法の感度は,LLE法よりも有意に高いことを示した。最後に,ヘプタデカンは後期成長期におけるSynechocystissp.PCC6803の培地に放出されることを見出した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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