文献
J-GLOBAL ID:201702259887428246   整理番号:17A0215868

経口活性抗腫瘍剤としてのヒストンリジン特異的デメチラーゼ1A(KDM1A/LSD1)の新規阻害剤の発見

Discovery of a Novel Inhibitor of Histone Lysine-Specific Demethylase 1A (KDM1A/LSD1) as Orally Active Antitumor Agent
著者 (19件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 1501-1517  発行年: 2016年02月25日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
エピジェネティック制御系ヒストン翻訳後修飾酵素KDM1Aは腫瘍の予後不良因子とされ,KDM1Aの選択的阻害は腫瘍の有望治療選択肢として期待されている。11種のトラニルシプロミン(TCPA)誘導体を設計,合成し,その活性をin vitro評価した。立体選択的に合成した新規TCPA誘導体は腫瘍細胞のKDM1Aとクローン形成能を阻害した。in vitroでコロニー形成を阻害した3種の化合物の薬物動態をマウスで評価し,2種が良好なバイオアベイラビリティを示し,特にN-[4-[trans-2-アミノシクロプロピル]フェニル]-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)ベンズアミド二塩酸塩(化合物14d)がマウス急性前骨髄性白血病モデルにおいて効力を示した。エナンチオマーのバイオアッセイでは,(1S,2R)異性体が(1R2S)異性体よりも高い活性を示した。本異性体はマウス急性前骨髄性白血病モデルにおいて優れた効力を示し,生存率は62%上昇し,本異性体が有望な経口抗癌剤であることを示唆した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
芳香族単環アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  腫ようの実験的治療 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る