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J-GLOBAL ID:201702260376182770   整理番号:17A0474463

ライグラス(Lolium perenneL.)遺伝子型におけるマンガン毒性に対する生理学的および生化学的応答【Powered by NICT】

Physiological and biochemical responses to manganese toxicity in ryegrass (Lolium perenne L.) genotypes
著者 (11件):
資料名:
巻: 113  ページ: 89-97  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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チリ南部における導入された新しい多年生ライグラス(Lolium perenneL.)遺伝子型(百五十,宴IIとハローAR1)の酸性条件下でのマンガン(Mn)毒性に対する抵抗性とカルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)のような栄養素との関係を調べ,参照としてNui遺伝子型を用いた。植物はpH=4.8で増加したMn濃度(0 750 μM)の栄養塩溶液中で成長させた,生理学的および生化学的特徴を決定した。より高いMn濃度では,百五十遺伝子型はシュートと根の有意に低い相対成長速度(RGR)を持ち,他の栽培品種におけるこのパラメータは可変Mn処理下で変化しなかった。Mn濃度の増加は根とシュートにおける増加したMn濃度をもたらし,シュートよりも根でより高いMnを持つ宴IIとハローAR1であった。全ての遺伝子型でMgとCa濃度をシュート(宴IIを除く)Mn応用の増加に伴って減少した。他の遺伝子型とは対照的に,宴IIとハローAR1はMn処理に関わらずそれらの正味CO_2同化速度を維持したが,クロロフィルa濃度が宴IIを除いて全ての遺伝子型で減少した。さらに,宴II根の脂質過酸化は150μMのMnで増加したが,より高いMn濃度で減少した。この減少は抗酸化能と全フェノール濃度の増加と関連していた。宴IIとハローAR1はRGRとCO_2同化速度に基づく最もMn抵抗性遺伝子型であると思われる。さらに,Mn過剰Mn感受性遺伝子型のシュート中のCaおよびMg濃度の強い減少を誘導したが,Mn抵抗性遺伝子型の僅かな変化が認められた。他の評価パラメータを考慮した場合,チリ南部に最近導入されたペレニアルライグラス遺伝子型間の宴IIは,続いてハローAR1により,大部分のMn耐性である百五十最も敏感であったと思われると結論した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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植物生理学一般 

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