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J-GLOBAL ID：201702260500862183   整理番号：17A0850720

生物学的廃水処理における拡張された嫌気性条件:標的有機微量汚染物質と比較した毒性の高還元【Powered by NICT】

Extended anaerobic conditions in the biological wastewater treatment: Higher reduction of toxicity compared to target organic micropollutants

著者 (8件)： Volker Johannes (Goethe University Frankfurt am Main, Department Aquatic Ecotoxicology, Max-von-Laue-Str. 13, 60438, Frankfurt, Germany) ,  Vogt Tobias (Goethe University Frankfurt am Main, Department Aquatic Ecotoxicology, Max-von-Laue-Str. 13, 60438, Frankfurt, Germany) ,  Castronovo Sandro (Federal Institute of Hydrology, Am Mainzer Tor 1, 56068, Koblenz, Germany) ,  Wick Arne (Federal Institute of Hydrology, Am Mainzer Tor 1, 56068, Koblenz, Germany) ,  Ternes Thomas A. (Federal Institute of Hydrology, Am Mainzer Tor 1, 56068, Koblenz, Germany) ,  Joss Adriano (Eawag: Swiss Federal Institute of Aquatic Science and Technology, UEberlandstr. 133, 8600, Duebendorf, Switzerland) ,  Oehlmann Jorg (Goethe University Frankfurt am Main, Department Aquatic Ecotoxicology, Max-von-Laue-Str. 13, 60438, Frankfurt, Germany) ,  Wagner Martin (Goethe University Frankfurt am Main, Department Aquatic Ecotoxicology, Max-von-Laue-Str. 13, 60438, Frankfurt, Germany)
資料名： Water Research  (Water Research)
巻： 116  ページ： 220-230  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0760A  ISSN： 0043-1354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物学的廃水処理中の拡張された嫌気性条件が微量汚染物質の生物分解を強化する可能性がある。これを明らかにするため,著者らは,廃水処理プラントにおける鉄還元または基質嫌気性条件と好気性パイロット規模反応器を結合した。これらのプロセスによる無害化を調べるために,著者らはベースライン毒性(Microtox)および反応毒性(AREc32)のための二種類のin vitroバイオアッセイと同様に二実験室実験(Desmodesmus subspicatus,Daphnia magna)と二オンサイト,フロースルー実験(Potamopyrgus antipodarum,Lumbriculus variegatus)における水生モデル種を用いたin vivoバイオアッセイを適用した。さらに,31普通に存在する微量汚染物質と10種の代謝物を分析した。原廃水のベースライン毒性は,フルスケールと反応器スケール活性スラッジ処理(>85%)で効率的に除去されたが,酸化ストレス応答は部分的にしか除去された(>61%)。鉄還元条件と好気性硝化での嫌気性前処理の組み合わせは,有意にさらに残留in vitro毒性を減少させた46 60%と好気性前処理と基質制限条件(27 43%)での嫌気性後処理から成る第二の組合せよりも優れていた。活性汚泥処理の排出物への曝露は水生無脊椎動物における有害なin vivo効果を誘導しなかった。水品質のさらなる改善は見られなかった。と比較して,難分解性微量汚染物質の除去は増加した。しかしこの結果は限られた数の化合物に制限され,すべての標的微量汚染物質の合計濃度の除去は相対的に低い(14 17%)。結論として,厳格な嫌気性及び好気性のプロセスの組み合わせは特異的および非特異的in vitro毒性の除去を有意に増強した。このように,生物学的廃水処理の最適化は,実質的に改善された解毒につながる可能性がある。処理技術のこれらの,さもなければ隠されていた容量は,相補的生物学的分析により明らかにされなければならない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 反応器 ,  *毒性 ,  in vitro実験 ,  鉄 ,  *廃水 ,  *還元 ,  前処理 ,  バイオアッセイ ,  *嫌気性 ,  生物分解 ,  好気性 ,  廃水処理施設 ,  代謝産物 ,  *微量汚染物質 ,  *生物学的廃水処理 ,  *廃棄物 ,  *液状廃棄物

著者キーワード (6件)： 微量汚染物質 ,  下水処理 ,  Biodegradation ,  医薬品 ,  化学分析 ,  バイオアッセイ

分類 (2件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (7件)： 生物学的廃水処理 ,  拡張 ,  嫌気性条件 ,  標的 ,  微量汚染物質 ,  毒性 ,  還元