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J-GLOBAL ID:201702260501522084   整理番号:17A0125181

真菌Schizophyllum communeから分離したフェノール酸は電位依存性ナトリウムチャンネルを阻害することにより鎮痛作用を発揮する【Powered by NICT】

Phenolic acids isolated from the fungus Schizophyllum commune exert analgesic activity by inhibiting voltage-gated sodium channels
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巻: 14  号:ページ: 661-670  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2647A  ISSN: 2095-6975  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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Schizophyllum commune(SC),食用および薬用キノコ世界として広く消費されているから鎮痛活性をもつ化合物を探索するために設計した。薄層クロマトグラフィー(TLC),tosilicaゲルカラムクロマトグラフィー,セファデックスLH20,および逆相高速液体クロマトグラフィー(RP HPLC)は,SCからの化合物の分離と精製に用いた。単離した化合物の構造解析は,核磁気共鳴(NMR)に基づいた。電位依存性ナトリウム(NaV)チャネルに対するこれらの化合物の影響はパッチクランプを用いて評価した。これらの化合物の鎮痛作用は有害化学物質により誘導されるマウス疼痛モデルの二種類で試験した。本研究でSC抽出物から同定された五フェノール酸はバニリン酸,ヒドロキシ安息香酸,o-ヒドロキシベンゼン酢酸,3 ヒドロキシ 5 メチ安息香酸,及びp-ヒドロキシ安息香酸を含んでいた。テトロドトキシン抵抗性(TTX r)とテトロドトキシン感受性(TTX s)Navチャンネルの活性を阻害した。すべての化合物は,NaVチャネルサブタイプに対する低い選択性を示した。腹腔内注射後,これらの化合物の三化合物はマウスにおける鎮痛活性を示した。結論として,SCで同定されたフェノール酸は鎮痛活性を示し,神経症の治療におけるSCの機構的研究を促進した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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液体クロマトグラフィー 
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