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J-GLOBAL ID:201702261651132097   整理番号:17A0361612

乳牛における卵巣卵胞発育中のか粒膜と卵胞膜細胞における線維芽細胞成長因子9mRNAの変化【Powered by NICT】

Changes in fibroblast growth factor 9 mRNA in granulosa and theca cells during ovarian follicular growth in dairy cattle
著者 (8件):
資料名:
巻: 99  号: 11  ページ: 9143-9151  発行年: 2016年 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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線維芽細胞増殖因子9(FGF9)はステロイド産生を減少させ,顆粒膜細胞(GC)と莢膜(TC)細胞における細胞増殖を増加させることによりウシにおける抗分化因子として作用することが示唆されている。本研究の目的は,乳牛における主席卵胞の発育中のGCとTCにおけるFGF9mRNA豊度を特性化することであった。非泌乳牛の発情周期を同期化し,卵巣はPCR分析のための小型(1 5mm),中(5.1 8mm)および大(8.1 18mm)卵胞からGCとTC RNA抽出のための3次元~4(n=8)または5~6(n=8)postovulationに収集した。FGF9mRNA豊度はTCに比べてGCの方が大きかった。GCでは,FGF9mRNA豊度は一次主席卵胞の初期(d 3 4)と後期(d 5 6)両生育相での大きなE2活性(すなわち,E2>P4の濃度)卵胞よりも小,中,大エストロゲン不活性[すなわち,エストラジオール(E2)<プロゲステロン(P4)の濃度]卵胞の方が大きかった。FGF9mRNAの豊度は主席卵胞の初期-後期成長相からの中型卵胞で増加した。TCでは,FGF9mRNA豊度は3日から4postovulationに大きなE2活性卵胞よりも大きなE2不活性卵胞で大きかった;TC FGF9mRNAの有意な差は5日から6postovulationに及ぼす卵胞タイプ間で存在しなかった。卵胞液ホルモンとFGF9mRNAのレベル間の相関はGC FGF9mRNA量と卵胞液E2(r= 0.68),遊離IGF-1(r= 0.63),とE2へのP4比(r= 0.58)との間に有意な負の相関を明らかにした。要約すると,GCとTCにおけるFGF9mRNAの豊度は主席卵胞の発生の間の中程度の大きさの卵胞で増加し,従属E2不活性卵胞よりも支配的なE2活性中で小さく,FGF9シグナリングは,乳牛の正常卵胞発育およびステロイド生成に寄与する可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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牛 
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