文献

J-GLOBAL ID：201702262561586151   整理番号：17A0314398

温度サイクル振幅はタマネギバエにおける概日時計遺伝子periodの羽化時間と発現パターンを変化させる【Powered by NICT】

Temperature cycle amplitude alters the adult eclosion time and expression pattern of the circadian clock gene period in the onion fly

著者 (4件)： Miyazaki Yosuke (Faculty of Clinical Education, Ashiya University, Hyogo 659-8511, Japan) ,  Watari Yasuhiko (Faculty of Clinical Education, Ashiya University, Hyogo 659-8511, Japan) ,  Tanaka Kazuhiro (General Education Division, Miyagi Gakuin Women’s University, Miyagi 981-8557, Japan) ,  Goto Shin G. (Department of Biology and Geosciences, Graduate School of Science, Osaka City University, Osaka 558-8585, Japan)
資料名： Journal of Insect Physiology  (Journal of Insect Physiology)
巻： 86  ページ： 54-59  発行年： 2016年03月 
JST資料番号： C0585A  ISSN： 0022-1910  CODEN： JIPHAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 土壌温度サイクルは地下昆虫の概日時計のエントレインメントに重要な役割を果たしていると考えられる。しかし,土壌の電気伝導度が低いために,温度サイクルは徐々に減衰し,温度サイクルの相は土壌深さの増加と共にdelaidである。タマネギバエ(Delia antiqua)に種々の土壌深さでpupates,羽化は概日時計による時間である。フライは温度サイクルの振幅の減少とともに羽化時間を増大することにより,その温度変化の深さ依存性位相遅延を補償することができた。,さなぎは任意の深さでのそれらの位置にも関わらず適切な時期にecloseことができる。しかし,温度振幅に応答して羽化時間を調節する機構はまだ知られていない。この機構は概日時計を含むまたはさらに下流の生理学的過程かを理解するために,8°C(WC 29:21°C)と1°C(WC 25.5:24.5°C)の温度差と12時間温相(W)および12時間冷相(C)の矩形波サイクルした温度サイクル下でのD.antiqua,概日時計遺伝子,period(per)の発現パターンを調べた。発現の振動の位相はWC2921°Cと比較してWC25.5:24.5°Cで3.5h早く開始することを見いだした。差は二温度サイクル間の羽化時間差と良く一致した,温度振幅に応答する機構は,概日時計を含んでいることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 矩形波 ,  エントレインメント ,  地温 ,  位相 ,  電気伝導率 ,  地中 ,  *熱サイクル ,  温度変動 ,  *羽化
準シソーラス用語： 温度差 ,  生理学的過程 ,  位相遅れ ,  遺伝子発現パターン ,  *概日時計 ,  *タマネギバエ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 概日時計遺伝子 ,  Delia antiqua ,  羽化リズム ,  タマネギフライ ,  期間 ,  温度サイクル

分類 (1件)： 動物生理一般  (EJ02010E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 温度サイクル ,  振幅 ,  タマネギバエ ,  概日時計 ,  遺伝子 ,  羽化 ,  発現パターン