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J-GLOBAL ID:201702262657227787   整理番号:17A0697205

正常とケロイド由来皮膚線維芽細胞におけるIWRによるコラーゲン合成の阻害【Powered by NICT】

Inhibition of collagen synthesis by IWR-1 in normal and keloid-derived skin fibroblasts
著者 (10件):
資料名:
巻: 173  ページ: 86-93  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ケロイドは真皮線維芽細胞の過剰増殖と細胞外マトリックス(ECM)の過剰沈着特にコラーゲンによって特徴づけられる良性腫瘍である。Wnt/β-カテニンシグナル伝達の異常な活性化は,ケロイドの病因に関与している。本研究では,皮膚線維芽細胞におけるコラーゲンとマトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)の産生に及ぼす,タンキラーゼの阻害を介してWnt/β-カテニンシグナル伝達の小分子阻害剤,IWR-1の影響を調べた。はヒト正常皮膚とケロイド由来線維芽細胞,IWR-1で処理したを培養した。コラーゲンとMMP産生に及ぼすIWR-1の影響は,ウエスタンブロット,ELISAおよび酵素電気泳動法によって決定した。IWR-1は正常およびケロイド線維芽細胞の両方の増殖と移動を有意に抑制した。IWR-1は,線維芽細胞からのI型コラーゲンの産生と分泌を阻害した。さらに,IWR-1はMMPの発現,MMP 1,MMP 3とMMP 13のようなゼラチナーゼ活性の増加を有意に増加させた。これらの結果は,コラーゲン産生に及ぼすIWR-1の阻害効果は,MMP活性の増加と関連しているかもしれないことを示唆した。本研究は,コラーゲン発現の調節,ケロイドなどの皮膚線維症を防止するための更なる研究の基礎にIWR-1の可能な作用機構を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 
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