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J-GLOBAL ID:201702262674514176   整理番号:17A0322454

Miro GTPアーゼは真菌昆虫病原菌のストレス耐性と病原性に影響を与えるミトコンドリア挙動を制御する【Powered by NICT】

Miro GTPase controls mitochondrial behavior affecting stress tolerance and virulence of a fungal insect pathogen
著者 (4件):
資料名:
巻: 93  ページ: 1-9  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0857A  ISSN: 1087-1845  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Miro同族体は,生物のRasスーパーファミリーに属する小さなミトコンドリアRho GTPアーゼであると糸状菌における一般的に検討されていない。ここでは,害虫の古典的生物的防除剤としてのBeauveria bassiana,糸状真菌昆虫病原体Miroオルソログ(bMiro)を同定した。オルソログは短いC末端膜貫通ドメインに完全に依存する様式でミトコンドリア外膜上へのアンカと成ることが分かった。bmiro欠失の結果,菌糸細胞のミトコンドリアは大きく凝集し,それらの質量と移動度は減少し,ATP含量の顕著な減少がミトコンドリア形態にほとんど変化を伴っていた。欠失変異体は正常条件下で最少培地で培養すると,それぞれ,野生型よりもCa~2+,Mn~2+,Zn~2+とMg~2+への耐性が42%,37%,19%と10%になった。欠失変異体は酸化的および浸透圧的ストレスに対するヌル応答にもかかわらず分生子発芽,栄養生長,耐熱性,UV-B耐性と病原性における軽度の欠損を示した。全てこれらの表現型変化は標的遺伝子相補性により回復した。著者らの結果は,bMiroはATP型エネルギーと金属イオンの輸送に必要なミトコンドリア分布と移動を制御でき,制御による害虫に対する真菌可能性に顕著に寄与することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  微生物の生化学 

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