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J-GLOBAL ID:201702263147866579   整理番号:17A0444619

物理化学的特性のプロセス解析とパーム油の熱化学的変換により得られた有機液体生成物の化学的組成【Powered by NICT】

Process analysis of physicochemical properties and chemical composition of organic liquid products obtained by thermochemical conversion of palm oil
著者 (22件):
資料名:
巻: 123  ページ: 284-295  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,パーム油の熱接触分解(Elaeis guineensis,Jacq.)によって得られた有機液体生成物(OLP)の物理化学的性質(酸価,鹸化価,比重,動粘度,引火点),収量および化学組成(炭化水素および含酸素化合物)に及ぼす触媒含有量の影響を技術的規模で系統的に調べた。パイロット実験は,143Lの撹はん槽スラリー反応器で行う,450°Cおよび1.0気圧でのバッチモードで動作する,触媒として5 10 15,および20%(wt.)Na_2CO_3をした。触媒をXRFおよびSEM技術によって特性化した。有機液体生成物は酸価及び鹸化価,比重,屈折率,動粘度,銅片の腐食,および引火点を特性化物理化学的した。有機液体生成物の化学組成をGC-MSにより決定した。実験結果はOLPの初期分解温度だけでなく,比重,動粘度,酸価,鹸化価は増加触媒含有量と共に減少する傾向を示した。炭化水素と含酸素化合物はOLP中に存在する主要な化学化合物であり,触媒含有量に強く依存する化学組成であった。有機液体生成物中に存在する主要な炭化水素はC_12C_15~炭素鎖長を持ち,その総和を増加触媒含有量と共に増加する傾向を示したが,含酸素化合物の総和を減少する傾向を示した。添加では,OLP中に存在する炭化水素クラス(ノルマルパラフィン,オレフィン,ナフテン)の分布は直鎖パラフィンとナフテンの最大濃度と触媒として10%(wt.)Na_2CO_3を用いたオレフィンの最小濃度を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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分解反応  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 

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