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J-GLOBAL ID:201702263208309859   整理番号:17A0014353

p-ヒドロキシアニソールの添加と共役した酵素的前処理により,蒸気爆発稲藁短繊維からのレブリン酸生産を増強する

Enzymatic Pretreatment Coupled with the Addition of p-Hydroxyanisole Increased Levulinic Acid Production from Steam-Exploded Rice Straw Short Fiber
著者 (6件):
資料名:
巻: 180  号:ページ: 945-953  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: E0344C  ISSN: 0273-2289  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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リグノセルロースバイオマスからのレブリン酸の直接生産は,低い基質アクセシビリティ及び副反応の発生により低収率をもたらす。固体超強酸により触媒される蒸気爆発稲藁(SERS)短繊維からレブリン酸生産への変換に及ぼす反応条件,酵素的前処理及び阻害剤添加の影響を体系的に研究した。結果から,最適反応条件として,温度,時間及び固体超強酸濃度の各々200°C,15分及び7.5%を特定した。酵素的前処理により,固体超強酸触媒への基質アクセシビリティを改善し,p-ヒドロキシアニソール(PHA)阻害剤の添加により,反応過程における副反応を低下してレブリン酸収率の増強を支援した。レブリン酸収率は最適条件下で25.2%に達し,それは酵素的前処理及び阻害剤添加なしのそれよりも61.5%高かった。それゆえに,PHAの添加と共役した酵素的前処理により,レブリン酸生産を効果的に増強し,それによりリグノセルロースバイオマスの付加価値のある利用に寄与した。Copyright 2016 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  ,  多糖類  ,  酵素一般 

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