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J-GLOBAL ID:201702263812529736   整理番号:17A0310377

単シリンダ小型ディーゼルエンジンにおけるエタノールの燃焼に及ぼす吸気温度とコモンレール圧力の影響【Powered by NICT】

Effect of intake air temperature and common-rail pressure on ethanol combustion in a single-cylinder light-duty diesel engine
著者 (3件):
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巻: 180  ページ: 9-19  発行年: 2016年09月15日 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ガソリン圧縮点火(GCI)機関は,拡張された燃焼前混合時間のための低セタン価燃料を用いた部分予混合燃焼(PPC)による煙と窒素酸化物(NO_x)の排出量の同時低減を達成するための大きな可能性を持っている。高圧縮比エンジンで実現した予混合燃焼も50%ブレーキ効率以上を報告し,以前の研究とエンジン効率を改善する。燃料噴射タイミングによる燃焼フェージングを制御する能力は広く研究されている均一電荷圧縮点火(HCCI)または従来のガソリンまたはディーゼル燃焼への実用的代替とその変異体からこの新しいレジームを区別する。本研究では,バイオマスからのエタノール生産はGCI燃料として選択し,ガソリン,GCI燃焼をさらに改善できるよりも高いオクタン価(すなわち低いセタン価),蒸発冷却および酸素含有量を検討した。短いECI,エタノール燃料GCIは,渦電流(EC)動力計に接続された単気筒自動車サイズディーゼルエンジンで検討した。焦点は,エンジン始動条件とECI燃焼に及ぼす吸気温度とコモンレール圧力の影響である。実験から,吸気温度が60°Cより高いときにエンジンは低エンジン速度1000rpmで従来の開始モータを用いたECI燃焼により開始できることが分かった。2000rpmと安定操業のより高いエンジン速度では,二重噴射戦略と吸気温度80°Cが必要ECI燃焼に及ぼす壁面濡れの重要な役割を示唆した。100°Cまでの吸気温度変化から,ピークシリンダ内圧力および熱放出速度の両方が増加し,エンジン効率の改善へと導くことが観察された。未燃炭化水素と一酸化炭素の測定エンジン出口排出量も吸入空気温度の増加と共に減少傾向を示し,低減した壁濡れによるものであろう。ECI燃焼の煙とNO_x排出量は従来のディーゼルのそれよりもはるかに低く,吸気温度に関係なく。固定軸出力条件でコモンレール圧力変動は摩擦損失はコモンレール圧力の増加,増加した正味燃料消費率をもたらすと共に増加することを示した。ECI応用のためのコモンレール圧力が効率増加のために低いままであるべきであることを示唆する。エンジン出口排出量もコモンレール圧力の増加と共に増加する傾向を示す煙とNO_xレベルは従来のディーゼルのそれよりも常に低かった。ディーゼル基準ケースに比較して,本研究の最適化されたエンジン運転条件は50%高い燃料変換効率,5%低目のブレーキ比燃料消費と27%低いNO_x放出を実現する一方で,煙排出量は無視できるレベルに保たれている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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圧縮点火機関  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
物質索引 (1件):
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