文献

J-GLOBAL ID：201702264159624548   整理番号：17A0705751

シリカナノ粒子に対するフェノール類収着を説明するための液体中の溶媒緩和NMR表面積により提供される新しい洞察【Powered by NICT】

New insights provided by solvent relaxation NMR-measured surface area in liquids to explain phenolics sorption on silica nanoparticles

著者 (7件)： Zhang L. W. (Faculty of Environmental Science & Engineering, Kunming University of Science & Technology, Kunming, 650500, China. [e-mail]) ,  Li H. ,  Chen F. Y. ,  Zhang D. ,  Wu M. ,  Pan B. ,  Xing B. S.
資料名： Environmental Science: Nano  (Environmental Science: Nano)
巻： 4  号： 3  ページ： 577-584  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2463A  ISSN： 2051-8161  CODEN： ESNNA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ガス吸着に基づくBrunauer-Emmett-Teller(BET)測定は,比表面積(SSA)と細孔構造を特性化する広く認識されている方法であるが,この方法は乾燥粒子の解析に限定されており,液体(例えば,濡れた表面)におけるこれらの粒子の挙動と性能の決定にほとんど関連を持っている。本研究では,脱ヒドロキシル化シリカNPのBET N_2表面積はヘキサン中のフェノールとβ-ナフトール収着ではなく,水中で相関していた。明らかに,BET N_2表面積は収着データを説明できなかった。ヒドロキシル化後のシリカNPの表面-OH密度(nm~ 2)を測定し,より小さい曲率(より大きな粒子サイズ)の表面,水素結合を介してより大きな粒子(しかし小さな表面積)に及ぼすフェノール化合物の高い収着を説明するかもしれない上の-OH基を観察した。シリカNPsはヒドロキシル化後の少ない凝集,それはヒドロキシル化後に増加した吸着に部分的に寄与した。,乾燥状態で測定したシリカNP表面積はフェノール化合物の実際の収着を理解するための有用な情報を与えないであろう。溶媒緩和NMRに基づく方法を適用した収着データと相関させるために種々の溶媒中でのシリカNP(ヒドロキシル化前と後)の表面特性を測定した。種々の溶媒中での収着データは,対応する溶媒中での緩和データとより容易に相関していた。収着システムに関連した環境においてのみ測定した表面積は界面特性を理解するために適用できることを読者の注意を喚起した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 水素結合 ,  *緩和現象 ,  ヒドロキシ化 ,  比表面積 ,  表面性状 ,  *二酸化ケイ素 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  細孔構造 ,  *フェノール類 ,  *表面積 ,  粒度 ,  キャラクタリゼーション ,  *収着
準シソーラス用語： *シリカナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 触媒の調製  (CB06110P)

物質索引 (1件)： フェノール

タイトルに関連する用語 (10件)： シリカナノ粒子 ,  フェノール類 ,  収着 ,  説明 ,  液体中 ,  溶媒 ,  緩和 ,  NMR ,  表面積 ,  洞察