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J-GLOBAL ID：201702265136154133   整理番号：17A0834970

振動騒音をデザインする 車室内騒音予測技術 車室内における強電系高周波音の最大音圧推定手法

Development of a High-frequency Noise Measurement Method in a Cabin

著者 (4件)： 田中慎也 (日産自動車) ,  山中高章 (日産自動車) ,  後藤昌也 (日産自動車) ,  中島弘史 (工学院大 情報)
資料名： 自動車技術  (Journal of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 71  号： 7  ページ： 38-42  発行年： 2017年07月01日 
JST資料番号： F0387A  ISSN： 0385-7298  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電気自動車等(EV/HEV)の高い周波数の異音の音圧の定量的評価を行うために,計測された音圧と位相から最大音圧値を推定するアルゴリズムおよびマイクロホンアレイを開発した。音場の最大音圧を求めるために,音場を平面波の足し合わせのモデルとして構築し提示した。平面波のモデルを用いて,平面波の強さ,波数,マイクロホンの数,受音点での音圧,座標原点からの距離,などから求めるアルゴリズムを構築した。その検証のために,マイクロホン(受音点)の数と位置,平面波の軸の数と方向を種々の条件を勘案して決め,音源の配置,強さ,位相をパラメータとして,算出した各条件の最大音圧値を基準として,本アルゴリズムによる推定最大音圧の結果との差分を評価関数とした。実車を用いた走行実験にて実験を行った結果,官能評価の結果と一致傾向を示すことを確認した。

シソーラス用語： *電気自動車 ,  車室 ,  *騒音 ,  *音圧 ,  位相 ,  音響アレイ ,  平面波 ,  波数 ,  アルゴリズム ,  評価関数 ,  波長 ,  構造体 ,  反射
準シソーラス用語： マイクロホンアレイ ,  *高周波音

分類 (4件)： 電気自動車  (QG07020B) ,  騒音・振動一般  (SB04020T) ,  振動,乗心地  (QG02030D) ,  試験方法と試験  (QG02040O)

引用文献 (3件)：

• 前川純一:建築・環境音響学,p.3-12,共立出版(1990)
• 河井康人:テクニカルノート境界要素法による音場解析,GBRC,Vol.24,No.3,p.18-26(1999)
• 山中高章:ビームフォーミング法を用いた高周波対応音源探査システムの開発,自動車技術会学術講演会前刷集,No.127-11,p.13-16(2011)

タイトルに関連する用語 (8件)： 振動騒音 ,  デザイン ,  車室 ,  騒音予測 ,  高周波 ,  音圧 ,  推定 ,  手法