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J-GLOBAL ID：201702265475777178   整理番号：17A0101450

水溶性ナノ誘導体の調製とその細胞酸化ストレスへの保護作用に関する研究【JST・京大機械翻訳】

Preparation of the fullerene derivative and the protection against oxidative stress for cells

著者 (4件)： Tian Kexin (The High School Affiliated to Beijing Normal University) ,  Zhen Mingming (Institute of Chemistry Chinese Academy of Sciences) ,  Zhai Meili (The High School Affiliated to Beijing Normal University) ,  Wang Chunru (Institute of Chemistry Chinese Academy of Sciences)
資料名： Huagong Xinxing Cailiao  (Huagong Xinxing Cailiao)
巻： 44  号： 8  ページ： 207-208,211  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2923A  ISSN： 1006-3536  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： フラーレンC_(60)の電子電子構造は,ラジカルとの付加反応が起こりやすく,「ラジカルのスポンジ」と呼ばれ,細胞のフリーラジカル傷害を保護することができる。それらの包接構造は薬物担体として用いることができ,標的放出を実現することができるため,生物や医学分野での応用が注目されている。しかし,フラーレン自体は強い疎水性を有し,生体媒体中で直接使用することが困難であるため,水溶性フラーレン誘導体の調製やフラーレンの生体内での効率的な摂取量の向上が,現在の研究の焦点となっている。これらの問題に対して,水溶性フラーレンヒドロキシ類の誘導体を設計,調製し,アミノ基の導入によりフラーレンの水への溶解度を増加させ,フラーレン誘導体摂取量を向上させた。元素の組成と構造を,有機元素分析器,赤外分光法,光電子分光法,熱重量分析により特性評価した。C_(60)O10(OH)16(NH_2)6(NO_2)6H_2O。粒径分布とゼータ電位をレーザー粒度計で測定し,粒径分布は170NM,ゼータ電位は-3.54MV(PH=7.0水溶液)であった。また、細胞の抗酸化ストレスに対する保護作用を検討した結果、調製した水溶性フラーレンは強いスーパーオキシドアニオンラジカルを除去する能力があり、細胞を酸化ストレスに傷害させ、細胞の生存率を向上させ、濃度依存性があることが分かった。フラレノールと比較して,アミノ基の導入は,フラーレン誘導体への細胞の摂取量を確実に向上させ,フラーレンの生物医学への応用のための基礎データを提供することが証明された。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *酸化ストレス ,  濃度依存性 ,  粒度分布 ,  アミノ基 ,  水溶液 ,  *保護作用 ,  ζ電位 ,  溶解度 ,  薬物担体 ,  フラーレン ,  元素分析 ,  疎水性 ,  *水溶性 ,  キャラクタリゼーション
準シソーラス用語： フラーライド , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： water-soluble fullerene derivative ,  amino group ,  cell ,  free radical scavenging

分類 (1件)： 分子化合物  (CE02000C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 水溶性 ,  誘導体 ,  調製 ,  細胞 ,  酸化ストレス ,  保護作用 ,  研究