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J-GLOBAL ID:201702265858246598   整理番号:17A0499207

金属性に近いキラルカーボンナノチューブにおけるスピン-軌道相互作用: 密度汎関数にもとづく研究

Spin-orbit coupling in nearly metallic chiral carbon nanotubes: a density-functional based study
著者 (3件):
資料名:
巻: 19  号: 13  ページ: 8848-8853  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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カーボンナノチューブにおけるスピン-軌道相互作用が,ここ数年,盛んに議論されており,種々の理論計算や実験結果が発表されている。本報では,系のフルポテンシャルを用いて,内殻および価電子軌道の両方の寄与を含む密度汎関数理論フレームワークにおけるスピン-軌道相互作用の正確な研究を報告した。アームチェア構造ナノチューブのフロンティアバンドのスピン分裂は数μeVのオーダーであり,ナノチューブの直径に強く依存しないことがわかった。また,キラルナノチューブにおけるバンド分裂の系統的分析を行い,直径およびキラル角の関数として提示した。全般的に,以前の理論研究と実験結果とのよい一致が得られた。特に,最近発見されたキラリティ誘起スピン選択性の観点から,著者らのアプローチは,妥当性が高いものと言える。それは,スピン-軌道相互作用に原子からの寄与だけでなく,さらに重要なことに,系の幾何構造(トポロジー)から生じるポテンシャルへの全寄与を含めることができるからである。このように,著者らの手法では,螺旋対称のような影響を,直接法でエンコードすることができる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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炭素とその化合物  ,  分子の電子構造 
タイトルに関連する用語 (4件):
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