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J-GLOBAL ID：201702266012818042   整理番号：17A0325332

嚢胞性線維症の診断における低コスト塩化センシングのためのクエン酸塩ベースの蛍光材料【Powered by NICT】

Citrate-based fluorescent materials for low-cost chloride sensing in the diagnosis of cystic fibrosis

著者 (5件)： Kim Jimin P. (Department of Biomedical Engineering, Materials Research Institutes, The Huck Institutes of Life Sciences, The Pennsylvania State University, University Park, PA 16802, USA. [e-mail]) ,  Xie Zhiwei ,  Creer Michael ,  Liu Zhiwen ,  Yang Jian
資料名： Chemical Science (Web)  (Chemical Science (Web))
巻： 8  号： 1  ページ： 550-558  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7042A  ISSN： 2041-6539  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 塩化物は体内で恒常性を維持する必須の電解質である,生物学的流体における異常な塩化物濃度は嚢胞性線維症など様々な疾患を示している可能性がある。しかし,塩化物検出のための現在の分析解は高い性能と低い材料や労働コストの両方の臨床的ニーズを満たす,臨床現場へのトランスレーションを妨げることに失敗する。ここでは,動的消光機構を利用することを簡単なクエン酸塩ベース合成プラットフォームから誘導された蛍光塩化物センサの新しいクラスを提示した。この低コストプラットフォームに基づいて,著者らは初めて多重ハロゲン化物を同時に検出,性能を向上させ,人件費を削減する選択性と自動化は有望な単一フルオロホアを用いた選択的センシング戦略を実証した。はまた,嚢胞性線維症の有無に関わらない個人から汗による汗対照と臨床検証による分析的検証を行うことにより嚢胞性線維症の診断のための新しい汗塩化物試験法としてクエン酸塩ベースセンサの臨床的有用性を実証した。最後に,分子モデリング研究は塩化物センシングの背後にある構造的機構を明らかにし,改善された塩化物感度を有する蛍光センサを拡大するのに役立つ。クエン酸塩ベース蛍光物質は,臨床現場に変換することができ,簡単でかつ正確なポイントオブケア診断のための低コスト,自動多重分析システムを可能にする。より広範には,医療,産業,および環境の広範囲の応用は,このような容易な合成プラットフォーム,固有蛍光センシングをクエン酸塩ベース生分解性高分子で実証で達成できる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 塩化物 ,  *蛍光 ,  センサ ,  生分解性高分子 ,  労務費 ,  蛍光センサ ,  多重化 ,  蛍光体 ,  消光 ,  *嚢胞性線維症 ,  ハロゲン化物
準シソーラス用語： 固有蛍光 ,  分子モデリング ,  発蛍光団 ,  *シトラート , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  生化学的分析法  (EA03030G) ,  生体物質一般  (EB02010G) ,  先天性疾患・奇形の診断  (GD03020G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 嚢胞性線維症 ,  診断 ,  センシング ,  クエン酸塩 ,  蛍光材料