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J-GLOBAL ID：201702266040582468   整理番号：17A0704725

レスベラトロールをドープしたポリウレタンポリ乳酸ベース材料は脂肪由来間葉間質幹細胞(ASCs)の老化と酸化ストレスを減少させる【Powered by NICT】

Polyurethane-polylactide-based material doped with resveratrol decreases senescence and oxidative stress of adipose-derived mesenchymal stromal stem cell (ASCs)

著者 (5件)： Kornicka K. (Department of Experimental Biology, University of Environmental and Life Sciences, Wroclaw, Poland. [e-mail]) ,  Nawrocka D. ,  Lis-Bartos A. ,  Maredziak M. ,  Marycz K.
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 39  ページ： 24070-24084  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,組織工学のための脂肪由来幹細胞(ASC)の老化と酸化ストレス因子に対するレスベラトロール(RES)をドープしたポリウレタン(TPU)-ポリラクチド(PLA)生体材料の影響を評価することであった。四段階法(溶液調製,溶媒キャスティング,凍結/凍結乾燥,洗浄,乾燥)を用いて,異なるRES濃度をドープしたTPU/PLA足場を作製した。,示差走査熱量測定およびUV-Vis分光光度法を用いて経時的に得られた膜からの質量損失とRES放出を確立した。ASCは調製した足場に接種し,生体適合性および生物学的影響を確立することであった。蛍光顕微鏡,リアルタイムPCR,及び分光光度アッセイを用いて,増殖速度,酸化ストレス因子,プロアポトーシス,オートファジー関連および骨形成遺伝子発現を評価した。得られたデータは,0.5mmol RESをドープしたTPU/PLA生体材料は,ASC,増殖,酸化ストレスの減少およびアポトーシスを増加することに最も有益な効果を有し,骨形成遺伝子の発現を誘導することを明確に示した。著者らのグループによって作製した,革新的な生体材料は,持続的にそれらのRES放出によって特性化した。臨床応用を考慮した場合,RESの徐放が特に重要である。RESの放出は最初の20日間で最も強かった,損傷した組織内の炎症が損傷後の最初の日に最も強いとしてはin vivoで有益であるかもしれない。作製した材料は骨芽細胞様分子表現型,再生医療における有望なツールであることを示唆するに対してASCを指示した。ASCの足場の併用が有効性を改善し,骨再生のための時間を短縮する可能性がある。ここに提示したこれらの特性は,生体材料を作る個人化した再生医学の新興分野における有望なツール,特に老年医学。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： アポトーシス ,  *幹細胞 ,  *ポリウレタン ,  再生医療 ,  *ドーピング ,  遺伝子 ,  *酸化ストレス ,  骨形成 ,  *ポリ乳酸 ,  生体組織工学 ,  骨芽細胞 ,  遺伝子発現 ,  生体適合性 ,  オレフィン化合物 ,  多価フェノール
準シソーラス用語： 生体材料 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

物質索引 (1件)： レスベラトロール

タイトルに関連する用語 (11件)： レスベラトロール ,  ドープ ,  ポリウレタン ,  ポリ乳酸 ,  ベース材料 ,  脂肪 ,  間葉 ,  間質 ,  幹細胞 ,  老化 ,  酸化ストレス