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J-GLOBAL ID:201702266351182267   整理番号:17A0699664

プロテオミクスアプローチによるアバメクチンにさらされたPanonychus citriにおける応答性蛋白質の同定【Powered by NICT】

Identification of responsive proteins in Panonychus citri exposed to abamectin by a proteomic approach
著者 (10件):
資料名:
巻: 158  ページ: 9-19  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アバメクチンは農業害虫の防除に広く使用されている微生物由来の殺虫剤である。しかし,アバメクチンの持続的使用は,いくつかの標的種の抵抗性の開発をもたらした。アバメクチンに対する節足動物抵抗に関する以前の研究は,主に伝統的な生化学的および分子的アプローチを用いた。ミカンハダニの応答を理解するために,Panonychus citri,アバメクチンに暴露された,比較プロテオーム分析を,二次元電気泳動(2 DE)を用いて行った。全部で26の異なる蛋白質スポットのアバメクチン曝露に応答して存在していた。タンデム質量分析(MS/MS)は主にエネルギー代謝と解毒に関与していることを16--蛋白質を同定した。残りの幾つかの蛋白質は特定できなかったことから,それらは新規であるかもしれないことを示唆した。蛋白質に関連する転写物の発現レベルを,定量的逆転写PCR(qRT PCR)により分析した。さらに,本研究で得られたプロテオミクスデータを検証するために,ウエスタンブロット実験を行い,sHspとPcE1蛋白質の発現を確認した。ミカンハダニは多くの殺ダニ剤に対する抵抗性,アバメクチンを含むを開発した。本研究において,著者らは2-DE,マトリックス支援レーザ脱離/イオン化飛行時間型(MALDI TOF),及びMS/MSを含むプロテオーム手法を用いたアバメクチン曝露の24時間の過程における成体P.citriにおける変化を記録した。アバメクチン応力は全16の差次的に調節された蛋白質を誘導した。プロテオミクス結果はqRT-PCRを用いたmRNA発現パターンで検証した。これはアバメクチンに曝露されたP.citriにおける差次的に発現した蛋白質の最初の解析である。結果はアバメクチン曝露に対するP.citri応答の生理的機構を明らかにするのを助ける。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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生物学的機能  ,  発生,成長,分化  ,  遺伝子発現  ,  植物の生化学  ,  微生物感染の生理と病原性 
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