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J-GLOBAL ID:201702266540208621   整理番号:17A0410067

ホルモン治療抵抗性乳癌細胞におけるタバコ煙抽出物によるエストロゲン受容体の活性化【Powered by NICT】

Estrogen receptor activation by tobacco smoke condensate in hormonal therapy-resistant breast cancer cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 165  号: PB  ページ: 448-457  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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タバコ煙と乳癌発生率との関係は長年研究されてきたが,ホルモン療法に対する喫煙の影響は以前に報告されていない。はin vitroで実験を行うことによりホルモン療法に対する喫煙の影響を調べた。最初のタバコ煙凝縮物(TSC)を調製し,エストロゲン受容体(ER)活性に及ぼす影響を検討した。ER活性は,エストロゲン応答要素(ERE)-緑色蛍光蛋白質(GFP)レポーター遺伝子を安定導入された(GFPアッセイ)MCF7E10細胞を用い,ERE-ルシフェラーゼアッセイを解析した。TSCはERを著明に活性化し,その内因性標的遺伝子をアップレギュレートした。この活性化したフルベストラントにより阻害されたがより弱くタモキシフェン。これらの結果は,活性化機構はエストロゲンのそれと異なることを示唆した。さらに,エストロゲン非依存性ER活性を示すホルモン治療抵抗性モデルとして確立E10エストロゲン枯渇耐性細胞(EDR細胞)を用いて,ER標的遺伝子のER活性化と誘導したTSC処理後に有意に高いエストラジオール(E2)によるよりも。これらの応答は親E10細胞のそれよりもはるかに高かった。さらに,TSCで処理したE10EDR細胞におけるシグナル伝達因子(ERK1/2,Akt)とERのリン酸化状態は増加した。TSCのエストロゲン効果により誘起された遺伝子発現プロファイルは,マイクロアレイ分析によって特性化した。所見はTSCはリガンド依存性および非依存性機構の両方によりERを活性化することを示唆した。TSC成分はin vivoで代謝されるが,乳癌組織はホルモン療法と一緒に長期間曝露される可能性がある。タバコ煙は乳癌のホルモン療法を妨害する可能性がある可能性があり,これは治療の管理のための重要な意味を持つ可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  性ホルモン 
物質索引 (1件):
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