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J-GLOBAL ID:201702266638636948   整理番号:17A0362203

CpG-ODNは黄色ブドウ球菌誘導マクロファージにおけるJNK/P38信号経路を介して食作用と自食作用を促進する【Powered by NICT】

CpG-ODN promotes phagocytosis and autophagy through JNK/P38 signal pathway in Staphylococcus aureus-stimulated macrophage
著者 (6件):
資料名:
巻: 161  ページ: 51-59  発行年: 2016年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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食と自食応答は細菌感染に対する有効な宿主防御に重要である。非メチル化シトシン-ホスファート-グアニン(CpG)モチーフを含む細菌DNAは様々なToll様受容体9(TLR9)を介しての防御機構を誘導する。ここでは,Staphylococcus aureus(S.aureus)-刺激マクロファージにおけるTLR9媒介食作用と自食作用の基礎となる機構を検討することを目的とした。マクロファージ細胞系RAW264.7または原発性腹膜マクロファージはCpG-ODNで前処理し,次いでS.aureus,それらのいくつかはSP600125またはSB203580で前処理したにより促進された。TLR9,MyD88,SR-A,CD36,LC3,Beclin 1,およびリン酸化レベルc-JunN末端キナーゼ(JNK),p38及び細胞外調節蛋白質キナーゼ(ERK)の蛋白質発現は,ウエスタンブロットにより検出した。マクロファージの食作用およびLC3点状構造を,共焦点レーザ走査顕微鏡で観察した。非CpG処理した細胞のそれと比較して,CpG-ODNはRAW264.7とTLR9~+/+原発性腹膜マクロファージの黄色ブドウ球菌誘発食作用およびオートファジーを増幅したが,そのような効果はTLR9~ / 原発性腹膜マクロファージで消失した。一方,CpG-ODNはRAW264.7におけるJNKとp38ではなくERKの黄色ブドウ球菌誘発リン酸化を有意に増強した。SP600125またはSB203580によるJNKまたはp38の特異的阻害は,黄色ぶどう球菌刺激RAW264.7とTLR9~+/+原発性腹膜マクロファージにおけるCpG誘導ファゴサイトーシスとオートファジーをダウンレギュレーションし,一方,それらはTLR9~ / 初代腹腔マクロファージにおける食作用と自食作用のさらなるダウンレギュレーションを示さなかった。著者らのデータは,CpG-ODNがTLR9JNK/P38シグナル伝達を活性化する黄色ぶどう球菌刺激マクロファージにおける食作用と自食作用を促進することを示した,これらの知見は先天性免疫細胞はTLR9を介した細菌感染を防御するかに関する新しい洞察を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  基礎治療学 

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