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J-GLOBAL ID:201702266710186958   整理番号:17A0439019

HSP90の阻害は酸化ストレスからの神経幹細胞生存をNF-κB/p65活性化を減弱することにより促進する

Inhibition of HSP90 Promotes Neural Stem Cell Survival from Oxidative Stress through Attenuating NF-κB/p65 Activation
著者 (10件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.3507290 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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移植後の幹細胞生存率は,近年いくつかの中枢神経系(CNS)疾患の新たな治療法候補となっている幹細胞治療の効率を決定する。移植された幹細胞は,宿主の病変部において酸化ストレス,炎症および免疫応答による損傷に直面する。損傷を与える病理のうち,酸化ストレスはいくつかのシグナル伝達経路やDNA損傷を介して幹細胞をアポトーシスや死へと方向づける。しかし,酸化ストレスからの幹細胞生存の詳細なメカニズムは明らかとなっていない。本研究では,過酸化水素(H2O2)を用いて神経幹細胞(NSC)に酸化的損傷を誘導した。結果として,その損傷は熱ショックタンパク質90(HSP90)およびNF-κB/p65シグナル伝達経路の活性化が関与していることが示された。さらに,それぞれのシグナル伝達を標的とする薬理学的阻害剤を適用した結果,NF-κB/p65より上流のHSP90のNSC生存率に対する役割が示された。特異的阻害剤でのHSP90の前阻害は,酸化ストレスからのNSCの著しい保護を示した。結論として,HSP90の阻害は,酸化的誘導によるNF-κB/p65活性化を減弱し,酸化的損傷からのNSC生存を促進する。HSP90/NF-κBメカニズムは酸化ストレスからのNSCの救出についての新たな証拠を提供し,またCNS病理における幹細胞適用を促す。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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細胞生理一般 
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