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J-GLOBAL ID:201702266801048792   整理番号:17A0567874

局所進行直腸癌を有する複数の患者におけるHER1-4(ERBB1-4)に対するmRNA発現レベルの予後への影響

Prognostic Impact of mRNA Expression Levels of HER1-4 (ERBB1-4) in Patients with Locally Advanced Rectal Cancer
著者 (11件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.3481578 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7013A  ISSN: 1687-6121  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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局所進行直腸癌(LARC)を有し,術前化学放射線療法(CRT)を受けている患者を対象とした予測的または予後のバイオマーカーは存在していない。受容体型チロシンキナーゼ類に関する,ヒト上皮成長因子レセプター(HER)ファミリーに属する蛋白質類,すなわち,EGFR(HER1,ERBB1),HER2(ERBB2),HER3(ERBB3),および,HER4(ERBB4)は,複数の癌における治療標的となっている。本研究では,発現レベルを評価し,LARCに罹患した患者における,無症候生存率および総生存率への,将来的な予後への影響を調べた。具体的には,ERBB1-4のmRNA発現,および,Ki-67(MKI67)のmRNAを使用している腫瘍増殖の評価を,86例の患者(年齢の中央値:63)由来のパラフィン固定腫瘍サンプル中で,定量的RT-PCRを用いることで行った。この86例の患者は,第3相試験の範囲において,カペシタビン,すなわち,5-フルオロウラシルベースのCRTによる治療を受けていた。HER4とHER2,HER3とHER2,HER4とHER3には,互いに,正の相関性が観察された。RBB1(EGFR,HER1)のmRNA発現が高い患者は,再発および死亡に対するリスクが有意に増加していた。MKI67のmRNA発現が高い患者は,再発に対するリスク減少を有していた。本研究の解析により,カペシタビンまたはフルオロウラシルベースの化学放射線療法を受けたLARC患者における,ERBB1とMKi67の両方のmRNA発現に関する,予後への影響が示された。(翻訳著者抄録)
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分類 (5件):
分類
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生物科学研究法一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  核酸一般  ,  臨床腫よう学一般  ,  臨床診断学 

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