抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,有機園芸をベースとした環境負荷の低いガーデンの普及を促進するために,地域資源の利活用に注目して以下の課題について検討を行った。1)竹チップコンポストの開発・普及,2)竹チップのガーデンへの活用,3)多摩市内にの公共施設「エコプラザ多摩」で作られている剪定枝を原料とした土壌改良材のガーデンへの活用。その結果,竹チップは,段ボールコンポストの基材として用いることができると共に,ガーデンのマルチ資材として用いることで雑草防除のみならず防寒(霜除け)効果があることが明らかになった。また,エコプラザ多摩で作られている土壌改良材についても,マルチ資材として竹チップと同様の結果が得られた。今後,竹チップ段ボールコンポストを地域に普及していくためには,できた堆肥をどのように使用するか実用化に向けた検討が必要である。また,マルチ材として竹チップや土壌改良剤の使用を推進していくためには,具体的な使用方法(厚さや施用時期など)を検討する必要がある。(著者抄録)