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J-GLOBAL ID：201702267012155061   整理番号：17A0207008

ラパマイシン誘導自食作用による急性肺損傷の保護作用【JST・京大機械翻訳】

Protective effects of rapamycin induced autophagy on acute kidney injury induced by sepsis

著者 (4件)： Wang Rui (Department of Critical Care Medicine, Shengjing Hospital of China Medical University) ,  Gong Xiaoying (Department of Critical Care Medicine, Shengjing Hospital of China Medical University) ,  Qin Hanyu (Department of Critical Care Medicine, Shengjing Hospital of China Medical University) ,  Li Guofu (Department of Critical Care Medicine, Shengjing Hospital of China Medical University)
資料名： Zhonghua Weizhongbing Jijiu Yixue  (Zhonghua Weizhongbing Jijiu Yixue)
巻： 28  号： 10  ページ： 927-932  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2241A  ISSN： 2095-4352  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】敗血症によって誘発された急性腎損傷(AKI)に及ぼすオートファジーの保護作用を研究する。【方法】24匹の雄SDラットをランダムに3つの群に分割した:偽手術群(SHAM群),盲腸結紮群(CLP)モデル群,およびラパマイシン介入群(RAP介入群)。敗血症モデルをCLPによって確立した。SHAM群では盲腸のみを分離したが盲腸結紮は行わなかった。RAP群のラットには,1.6MGのラパマイシンを腹腔内投与した。CLP群のラットには等量の生理食塩水を注射した。各群のラットは24時間後に末梢血を採取し、血中尿素窒素(BUN)、血清クレアチニン(SCR)のレベルを測定した。腎組織の病理学的形態学的変化を,過ヨウ素酸反応染色(PAS染色)によって観察した。リアルタイムPCR法により,尿細管におけるオートファジー関連遺伝子ATG-5およびベクリン-IのMRNA発現を検出した。ウエスタンブロット法を用いて,尿細管のオートファゴソーム蛋白質微小管関連蛋白質1軽鎖3-II(LC3-II),BECLIN-1およびアポトーシス関連蛋白質チトクロームC(CYT C),BAXおよびBEL-2の発現を検出した。尿細管上皮細胞のアポトーシスは,TUNEL法によって検出した。【結果】ラパマイシンは,敗血症ラットの腎組織の病理学的変化を効果的に抑制し,BUNとSCRのレベルを減少させた。CLP群の尿細管におけるATG-5,BECLIN-1およびLC3-IIの発現は,シャム群よりも有意に高く(P<0.01),それぞれ,2.34±0.04対1.00±0.03,0.45±0.03および0.45±0.04であった(P<0.01)。ラパマイシンは,ATG-5,BECLIN-1,LC3-IIの発現をアップレギュレーションすることができ(P<0.01),それらは,それぞれ,3.28±0.19対2.34±0.04,1.40±0.07対0.82±0.07対0.82±0.03であった(P<0.01)。偽手術群と比較して,CLPモデル群の尿細管上皮細胞の数は有意に増加した[(34.49±10.45)%対(2.78±1.40)P<0.01]。CYT CとBAX蛋白質の発現は有意に増加した(グレイスケール:0.87±0.02対0.46±0.03,1.20±0.06対0.46±0.01,P<0.01)。BCL-2の発現は有意に減少した(グレイスケール:0.64±0.02対1.33±0.09,P<0.01)。ラパマイシンは効果的にアポトーシスを阻害した[(15.44±5.50)%対(34.49±10.45)%,P<0.01]。そして,CYT CとBAX蛋白質の発現を阻害した(グレイスケール:0.72±0.03対0.87±0.02,0.84±0.03対1.20±0.06,P<0.01)。BCL-2蛋白質発現は上方制御された(グレースケール値:0.77±0.04対0.64±0.02,P<0.01)。【結語】ラパマイシンは,細胞死を誘発し,促進することができ,それによって,敗血症のAKIに対する保護作用を発揮することができる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ウェスタンブロット法 ,  Baxタンパク質 ,  尿細管 ,  細胞死 ,  TUNEL法 ,  *保護作用 ,  アポトーシス ,  敗血症 ,  病理学 ,  アップレギュレーション ,  *オートファジー ,  細菌感染症 ,  エーテル ,  大環状化合物 ,  ラクタム ,  ラクトン ,  酵素阻害剤 ,  ヘミアセタール ,  脂環式アルコール ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： 蛋白質発現 ,  BCL-2 ,  LC3-II , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Rapamycin ,  Autophagy ,  Sepsis ,  Acute kidney injury

分類 (2件)： 感染症・寄生虫症の治療  (GD01030D) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

物質索引 (1件)： ラパマイシン

タイトルに関連する用語 (5件)： ラパマイシン ,  誘導 ,  自食作用 ,  急性肺損傷 ,  保護作用