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J-GLOBAL ID:201702267361972732   整理番号:17A0699018

UV照射下でのグラブリジンの光分解に及ぼす諸因子の影響【Powered by NICT】

Influences of several factors on the photolysis of glabridin under UV irradiation
著者 (5件):
資料名:
巻: 339  ページ: 12-18  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0721B  ISSN: 1010-6030  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グラブリジンの最も安定な剤形を設計し,環境における汚染物質としてグラブリジンの分解を評価するために,UV照射によるグラブリジンの光分解を調べた。グラブリジンの光分解に及ぼす初期濃度,溶媒,pH値,H_2O_2,金属イオンとUV吸収剤の影響を全て考慮した。初期グラブリジン濃度が減少すると光分解速度定数は増加し,グラブリジンの分解は擬一次反応速度論に従うことが分かった。純メタノール中のグラブリジンは最低速度定数0.357±0.054h~( 1),他の飽和一価アルコールと比較して最高の安定性を示し,分解は溶媒の極性によって影響されると考えられた。グラブリジンの光分解に及ぼすpH値の効果を試験するために実験から,グラブリジンは酸性とアルカリ性溶液中で不安定であることを見出した。UV/H_2O_2プロセスでは,光分解は初期H_2O_2濃度増加と共に増加した。グラブリジン溶液へのFe~2+,Fe~3+およびCu~2+のような金属イオンの添加は,負の対照と比較してより速い分解を誘導し,分解過程はUV照射に依存した。UVプロセスにおけるグラブリジンを安定化するために,UV吸収剤は,溶液に添加した。結果は桂皮酸とフェニルサリチル酸はUV照射に対するグラブリジンを効果的に保護できることを示唆した。より興味深いことに,グラブリジンの光分解生成物は高い活性と良好な安定性をもつ新しいチロシナーゼ阻害剤を発見するための貴重な情報源であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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下水,廃水の化学的処理  ,  光化学反応,ラジカル反応  ,  光化学反応 
タイトルに関連する用語 (4件):
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