文献
J-GLOBAL ID:201702267841453910   整理番号:17A0518120

Bi-2212/Ag合金多芯丸線間の永久超伝導ジョイントの開発

Development of a persistent superconducting joint between Bi-2212/Ag-alloy multifilamentary round wires
著者 (11件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 025020,1-9  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: T0607A  ISSN: 0953-2048  CODEN: SUSTEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Bi-2212(Bi2Sr2CaCu2O8+x)コイルを永久運転するためのBi-2212丸線(RW)間超伝導ジョイントを開発した。コイル反応中にRW間に超伝導ジョイントを作製する手順を示した。線を取り囲むBi-2212粉末(2wt%銀)の化学エッチング,ジョイント組立と機械的稠密化に続いて,ジョイントを熱処理する。適切なジョイントマトリックスを選択するための情報を得るために,種々のAg添加量を有するBi-2212粉末の融解温度を示差熱解析により調べた。典型的な部分溶融熱処理を用いて1バールの酸素を流して熱処理された直径1.3mmのワイヤの試験ジョイントは,4.2Kと自己磁場で約900Aの臨界超伝導電流(Ic)で,4.2K,0.1μVcm-1で評価した14Tでは約480Aと低下していた。同じ1バールでの熱処理を行った開放端短絡導体試料のIcと比較して,超伝導ジョイントのIc値は,平行磁場で測定した導体試料のIc値よりも約20%,垂直磁場で測定した導体サンプルよりも約20%大きかった。走査型電子顕微鏡で調べた微細構造は二つのRW間にBi-2212超伝導界面が形成されていることを明確に示していた。磁場減衰試験において,Bi-2212超伝導ジョイントの抵抗は,4.2Kと自己磁場において,5×10-12Ω未満であった。この値は大きなインダクタンスのBi-2212コイルの永久運転の可能性を実証するのに十分低い値である。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
超伝導材料 

前のページに戻る