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J-GLOBAL ID:201702268280517618   整理番号:17A0244779

分子強誘電性のピリジン-4-イルメタンアミニウム過塩素酸塩は常誘電性-強誘電性および強誘電性-強誘電性相転移を受ける

Molecular Ferroelectric Pyridin-4-ylmethanaminium Perchlorate Undergoes Paraelectric-Ferroelectric and Ferroelectric-Ferroelectric Phase Transitions
著者 (7件):
資料名:
巻: 120  号:ページ: 2925-2931  発行年: 2016年02月11日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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分子性強誘電体のピリジン-4-イルメタンアミニウム過塩素酸塩はTc=258.40(8)Kでの常誘電性-強誘電性相転移,およびTc=255.93(2)Kでの強誘電性-強誘電性相転移を示した。この化合物は293KでC2/cの中心対称空間群の単斜晶として結晶化し,223Kでは単斜晶で,Ccの極性空間群として結晶化する。自発分極は1.25μC/cm2に達し,抗電場は254K以下では約2.6kV/cmである。常誘電性-強誘電性相転移は変位型相転移であり,隣接した強誘電性-強誘電性相転移は秩序-無秩序転移の特徴も含む。T1温度近傍での高い焦電係数値とε′値の小さな振幅異常のために,この化合物はM1≒0.16cm2/μCおよびM2≒0.21cm3/2・J-1/2という極めて高い焦電性能係数を示す。この化合物は小面積焦電検知器や焦電ビジコンとなるかもしれない。
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分類 (4件):
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固体デバイス材料  ,  相転移・臨界現象一般  ,  誘電体一般  ,  物理化学一般その他 
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