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J-GLOBAL ID:201702268315565866   整理番号:17A0156181

中国におけるAcinetobacter baumannii ST208およびST195に起因する最初の発生

The First Outbreak Caused by Acinetobacter baumannii ST208 and ST195 in China
著者 (4件):
資料名:
巻: 2016  号: Microbiology  ページ: ROMBUNNO.9254907 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,主に中国における配列型(ST)208多剤耐性(MDR)のAcinetobacter baumanniiに起因する最初の発生の患者の臨床的特徴および分子機構を解析することを目的とした。発病に関連した5人の患者から合計10の臨床サンプルを採取した。細菌同定および抗生物質感受性試験はVITEK-2 COMPACT自動化システムによって行った。臨床分離株についてのチゲサイクリンのMICをブロス微量希釈を用いて測定した。本発明者らの局所的な設定におけるA.baumannii臨床分離株のクローン関連性を,パルスフィールドゲル電気泳動(PFGE)およびマルチシーケンス配列タイピング(MLST)によって解析した。全部で7つのA.baumannii株が分離され,全てがMDR株であり,そのうちの2つはカルバペネム非感受性株であった。blaOXA-23は分離物中で唯一に獲得されたカルバペネマーゼ遺伝子であった。分離株は,PFGEによって決定された単一のクローンパルス型およびMLSTによって決定された2つの配列型(ST)に属した。分離株は,世界的に流行しているクローン複合体92に属し,そのうちST195およびST208が最も一般的な配列型であった(71.43%および28.57%)。発病は,厳重な感染制御対策,特に手指衛生順守の改善と抗菌管理の強化によりうまく制御できた。結論として,これは主に中国のST208のA.baumanniiによって引き起こされた発病の最初の記述である。病院で感染が発生した場合には,防除対策を強化すべきである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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微生物感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症一般 
物質索引 (1件):
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タイトルに関連する用語 (3件):
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