文献

J-GLOBAL ID：201702268472123064   整理番号：17A0337679

電気化学的in situ高温XRD法により測定した印加電圧下での(La_1-xSr_x)_yCoO_3-δ及びLa_0.6Sr_0.4Co_0.2Fe_0.8O_3-δカソードの化学量論比に及ぼす加湿合成空気供給条件の影響

Influence of humidified synthetic air feeding conditions on the stoichiometry of (La_1-xSr_x)_yCoO_3-δ and La_0.6Sr_0.4Co_0.2Fe_0.8O_3-δ cathodes under applied potential measured by electrochemical in situ high-temperature XRD method

著者 (7件)： KIVI I. (Univ. Tartu, Tartu, EST) ,  ARUVAELI J. (Univ. Tartu, Tartu, EST) ,  KIRSIMAEE K. (Univ. Tartu, Tartu, EST) ,  MOELLER P. (Univ. Tartu, Tartu, EST) ,  HEINSAAR A. (Univ. Tartu, Tartu, EST) ,  NURK G. (Univ. Tartu, Tartu, EST) ,  LUST E. (Univ. Tartu, Tartu, EST)
資料名： Journal of Solid State Electrochemistry  (Journal of Solid State Electrochemistry)
巻： 21  号： 2  ページ： 361-369  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： W1021A  ISSN： 1432-8488  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中温固体酸化物燃料電池用のカソードとしてLa_0.6Sr_0.4Co_3-δ(LSC)が注目され,その結晶構造を安定化する為にFeを導入したLa_0.6Sr_0.4Co_0.2Fe_0.8O_3-δ(LSCF)は活性の低下の課題を抱えている。ここではLSCとその周辺組成の材料及びLSCFについての電気化学的分極および保湿カソードガス(含湿合成空気)供給条件下での結晶構造と電極触媒活性の変化を,温度,電極電位,及び酸素分圧の要因との関係で調べた。LSCでは合成空気中のH₂O蒸気により結晶格子の膨張が不可逆的に起こる一方,LSCFでは変化は可逆であった。LSCカソードの結晶構造のBサイトをFeイオンで置換するにつれ,電気触媒活性が低下するが,これはこの結晶学的パラメータの変化と関連することを示した。

シソーラス用語： X線回折 ,  電気化学 ,  *ランタン化合物 ,  *ストロンチウム化合物 ,  *コバルト酸塩 ,  *鉄酸塩 ,  *結晶構造 ,  電極触媒 ,  *触媒活性 ,  結晶格子 ,  固体酸化物燃料電池 ,  加湿 ,  化学量論 ,  水蒸気 ,  不定比化合物
準シソーラス用語： 中温域固体酸化物燃料電池 ,  *電極触媒活性

分類 (4件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  燃料電池  (YB04040V) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 電気化学 ,  XRD ,  印加電圧 ,  カソード ,  化学量論 ,  加湿 ,  空気供給