文献
J-GLOBAL ID:201702268824417973   整理番号:17A0399987

チャバネアオカメムシPlautia staliにおけるアラトスタチンの同定【Powered by NICT】

Identification of allatostatins in the brown-winged green bug Plautia stali
著者 (7件):
資料名:
巻: 96  ページ: 21-28  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0585A  ISSN: 0022-1910  CODEN: JIPHAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
幼若ホルモン(JH)生合成はPlautia staliをチャバネアオカメムシの短日条件下で阻害された。P.staliの脳にアラタ体静止分子を検討した。メタノール脳抽出物はJH生合成を強く阻害した。脳抽出物のallatostatic活性は熱安定性が緩やかにトリプシン処理により抑制され,allatostatic分子はペプチドであることを示した。allatostatic分子としてGryllus bimaculatusで見られ,Grybi MIP1はP.staliのJH生合成を阻害した。対照的に,Diploptera punctata中に見出され,Dippu AST2-1,-8および-9のようなペプチドは,P.staliにおける幼若ホルモン(JH)生合成に影響しなかった。myoinhibitoryペプチド(MIP)のペプチド前駆体をコードするcDNA配列,プラストMIPと名付けたを見出した。三合成ペプチド,AWKDLSKAW NH_2(Plast MIP1),GWSDLQSAGW NH_2(Plast MIP5),AADWGSFRGSW NH_2(Plast MIP8),前駆体配列から推定した,P.staliのJH生合成の明確な阻害を示した。マトリックス支援レーザ脱離/イオン化飛行時間質量分析およびタンデム質量分析による分析は,プラストMIP8は脳に存在することを示した。Plast MIP m RNA前駆体の発現は短期および長日条件下で飼育した昆虫の脳で検出された。これらの結果は,プラストMIPはallatostatic分子であり,MIPは光周期に関係なく合成されることを示唆した。著者らの知る限り,これは半翅類昆虫における機能的アラトスタチンとしてPlast MIPを同定した最初の研究である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物生理一般  ,  動物の生化学 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る