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J-GLOBAL ID：201702269927123951   整理番号：17A0398900

マクスウェル・ワグナーと流体力学的モデルを用いた逆浸透膜系におけるカルシウム剤によるファウリングのin situ電気インピーダンス特性【Powered by NICT】

In situ electrical impedance characterization of fouling by calcium agents in reverse osmosis membrane systems using Maxwell Wagner and hydrodynamic models

著者 (3件)： Chilcott Terry C. (School of Chemical and Biomolecular Engineering, The University of Sydney, NSW 2006, Australia) ,  Antony Alice (UNESCO Centre for Membrane Science and Technology, The University of New South Wales, Sydney 2052, Australia) ,  Leslie Greg (UNESCO Centre for Membrane Science and Technology, The University of New South Wales, Sydney 2052, Australia)
資料名： Desalination  (Desalination)
巻： 403  ページ： 64-79  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0934A  ISSN： 0011-9164  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Filmtec BW30逆浸透膜システムから取得した電気インピーダンススペクトルのモデリングは,膜の表面と,文献に見られる顕微鏡,分光分析,インピーダンスと膜性能の研究と一致することを膜の基板,支持体と活性層の導電性,誘電性および幾何学的特性の流体力学的流れに起因するフラックスに依存するインピーダンスを特性化した。活性層のこれらの特性は構造空乏層とも呼ばれる内部バイポーラ固定荷電構造と薄くほぼ中性の障壁を含むイオン排除機構の電気化学的および物理化学的モデリングと一致した。さらに特性化モデリングは,急速なフラックス低下よりも汚損の初期指標であることを時間とともに膜の曝露から生じる電気的,幾何学的および流体力学的性質の変化カルシウム汚損剤を接種し供給した。これらの指標は,空乏層を横切る電位の減少,空乏層の伝導率の指数関数的増加とイオン障壁として作用する空乏層と一致するろ液,膜電位における類似周期の振動応答と同様に急速なフラックス低下中の透過流束に及ぼす流体力学的インピーダンスの依存性における不連続性の薄膜複合構造と検出を含む最も層の伝導率と幾何学的特性の即時症状に起因する膜電位の測定における実質的な変化を含んでいた。まとめると,これらの指標は,ファウリングが主としてバイポーラポリアミド構造に固定されたカルボン酸基に結合するカルシウムイオンを介して起こることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *逆浸透膜 ,  誘電性 ,  インピーダンススペクトル ,  透過流束 ,  流体力学的性質 ,  空乏層 ,  *インピーダンス ,  モデリング ,  電荷 ,  活性層 ,  膜電位 ,  導電性 ,  高速度 ,  キャラクタリゼーション ,  カルボキシ基
準シソーラス用語： カルボキシル基 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 電気インピーダンス分光法 ,  ポリアミド膜 ,  双極電気化学 ,  イオン障壁 ,  カルシウム汚損 ,  方解石スケーリング

分類 (1件)： 膜分離  (XD02120Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 流体力学的モデル ,  逆浸透膜 ,  カルシウム剤 ,  ファウリング ,  電気インピーダンス