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J-GLOBAL ID:201702271357841368   整理番号:17A0700881

四重極飛行時間質量分析を用いた2次元液体クロマトグラフィーを用いるシアノバクテリアSynechococcussp.(藍藻類)7002の脂質プロファイリング【Powered by NICT】

Lipid profiling of cyanobacteria Synechococcus sp. PCC 7002 using two-dimensional liquid chromatography with quadrupole time-of-flight mass spectrometry
著者 (11件):
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巻: 39  号: 19  ページ: 3745-3753  発行年: 2016年 
JST資料番号: A0139B  ISSN: 1615-9306  CODEN: JSSCCJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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グリセロ脂質は酸素発生光合成生物における膜の主要成分である。これまで,この分野における出版の大部分は光合成におけるグリセロ脂質とリポ蛋白質複合体の生理的機能に焦点を当ててきたが,藍藻類のチラコイド膜におけるグリセロ脂質の分離と同定に関する研究は比較的稀である。ここでは,二次元(通常の逆相)液体クロマトグラフィー4重極飛行時間型質量分析に結合したオンラインによる藍藻類Synechococcussp.PCC7002における五光合成グリセロ脂質クラスを分離し,同定し,モノグルコシルジアシルグリセロール,モノガラクトシルジアシルグリセロール,ジガラクトシルジアシルグリセロール,スルホキノボシルジアシルグリセロール,ホスファチジルグリセロールを含む,する新しい方法を報告した。2倍以上多くの脂質種は以前に報告された方法と比較して,提案法により検出した。十新しい奇数鎖脂肪酸グリセロ脂質は初めて発見された。モノガラクトシルジアシルグリセロールとモノグルコシルジアシルグリセロールの異性体の完全な分離が達成された。タンデム質量分析結果によれば,モノグルコシルジアシルグリセロールの頭基したモノガラクトシルジアシルグリセロールの,生物は進化の歴史における光合成膜の主な内容としてモノグルコシルジアシルグリセロールの代わりにモノガラクトシルジアシルグリセロールとジガラクトシルジアシルグリセロールを選んだ理由を説明するかもしれないほど安定ではないことを見出した。グリセロ脂質の生理的機能に関する更なる研究に役立つであろう。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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