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J-GLOBAL ID：201702271386189331   整理番号：17A0453410

一試料,ワンショット-広範な分画のないヒト胆汁の質量分析によるプロテオーム分析のための試料調製プロトコルの評価【Powered by NICT】

One Sample, One Shot - Evaluation of sample preparation protocols for the mass spectrometric proteome analysis of human bile fluid without extensive fractionation

著者 (11件)： Megger Dominik A. (Medizinisches Proteom-Center, Ruhr-Universitaet Bochum, Germany) ,  Padden Juliet (Medizinisches Proteom-Center, Ruhr-Universitaet Bochum, Germany) ,  Rosowski Kristin (Medizinisches Proteom-Center, Ruhr-Universitaet Bochum, Germany) ,  Uszkoreit Julian (Medizinisches Proteom-Center, Ruhr-Universitaet Bochum, Germany) ,  Bracht Thilo (Medizinisches Proteom-Center, Ruhr-Universitaet Bochum, Germany) ,  Eisenacher Martin (Medizinisches Proteom-Center, Ruhr-Universitaet Bochum, Germany) ,  Gerges Christian (Department of Internal Medicine, Evangelisches Krankenhaus, Duesseldorf, Germany) ,  Neuhaus Horst (Department of Internal Medicine, Evangelisches Krankenhaus, Duesseldorf, Germany) ,  Schumacher Brigitte (Klinik fuer Innere Medizin und Gastroenterologie, Elisabeth Krankenhaus Essen, Essen, Germany) ,  Schlaak Jorg. F. (Department of Internal Medicine, Evangelisches Krankenhaus Duisburg-Nord, Duisburg, Germany) ,  Sitek Barbara (Medizinisches Proteom-Center, Ruhr-Universitaet Bochum, Germany)
資料名： Journal of Proteomics  (Journal of Proteomics)
巻： 154  ページ： 13-21  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0073A  ISSN： 1874-3919  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 胆汁液のプロテオーム分析は,肝胆道系の各種疾患に対するバイオマーカー候補を同定するための有望な戦略である。しかし,バイオマーカー発見研究における実質的な結果を得るために大規模患者コホートは必然的に分析する必要がある。,広範な分画法による試料調製プロトコルを適用したならば,このことは,分析したサンプルのてこずった数をもたらすであろう。「1試料,ワンショット」実験を可能にする簡単なワークフローの性能を本研究で評価した。詳細には,脱塩,脱脂,脱グリコシル化及びトリプシン消化の段階での修飾を意味している十六種類のプロトコルを調べた。各方法は個々に様々な性能基準に関する評価し,可能な相補性を明らかにするために行われた比較分析。プロテオーム被覆率の点で最良の性能はゲル内消化とアセトン沈殿の組合せについて評価した。最後に,肝細胞癌(HCC)と胆管細胞癌(CCC)の推定バイオマーカーと得られた全ての蛋白質同定のマッピングは,胆汁液中で容易に検出可能ないくつかの蛋白質を明らかにした。これらの結果は,より関連文脈における大規模で明確な患者コホートを用いた将来の研究の基礎を構築することができる。ヒト胆汁は近位体液であり,疾患マーカーの潜在的なソースであると信じられている。しかし,その生化学的組成のために,胆汁液のプロテオーム解析は挑戦的な仕事であり,従って主に広範な分画法を用いて行った。これは一つの生物学的試料のための質量分析測定の高い数をもたらす。生物学的変動を克服するために,多数の生物学的試料のバイオマーカー発見研究で解析する必要があるという事実を考慮して,これは対応の難しい数必要なMSに基づく分析のジレンマをもたらした。プロテオーム被覆率と単純性の間の妥協を表す求められている容易な試料調製プロトコル。提示した研究では,このようなプロトコルは種々の技術的基準(例えば同定率,消失開裂,クロマトグラフ分離)種々の方法の長所と短所を明らかにするに関して評価した。さらに,248--蛋白質による電流胆汁プロテオーム目録を拡張した生成された累積胆汁プロテオームリスト。最後に,組織をベースにした研究から得られた肝細胞癌(HCC)と胆管細胞癌(CCC)のための推定バイオマーカーによるマッピングは,ヒト胆汁中の検出可能な容易に再現性よくこれら蛋白質のいくつかを明らかにした。,提示した技術的研究は将来の疾患関連研究のための固体塩基である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *プロテオーム ,  バイオマーカー ,  *ヒト ,  *試料調製 ,  再現性 ,  沈殿 ,  患者 ,  *胆汁 ,  ゲル ,  *プロトコル ,  生体試料 ,  肝細胞癌 ,  消化 ,  プロテオミクス
準シソーラス用語： プロテオーム解析 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 胆汁流体 ,  プロテオミクス ,  法比較 ,  バイオマーカー ,  肝細胞癌 ,  胆管細胞癌

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (11件)： 試料 ,  ショット ,  分画 ,  ヒト ,  胆汁 ,  質量分析 ,  プロテオーム ,  分析 ,  試料調製 ,  プロトコル ,  評価