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J-GLOBAL ID:201702271647563815   整理番号:17A0748027

コーンスターチ芳香化合物包接錯体の調製および構造のキャラクタリゼーション【Powered by NICT】

Preparation and structural characterization of corn starch-aroma compound inclusion complexes
著者 (6件):
資料名:
巻: 97  号:ページ: 182-190  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0351A  ISSN: 0022-5142  CODEN: JSFAAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:六種のトウモロコシ澱粉包接複合体は,小さな非極性または弱い極性芳香化合物(heptanolide,カルボンおよびメントン)と小さな極性芳香化合物(リナロオール,ヘプタノールおよびメントール)を用いて合成した。本研究の目的は,(a)これら芳香化合物と包接錯体を形成するコーンスターチの能力を調べ,(b)トウモロコシ澱粉包接複合体の構造を特性化した。【結果】得られた包接比はそれぞれheptanolide,カルボン,メントン,リナロオール,ヘプタノールおよびメントールの75.6%,36.9%,43.8%,91.9%,67.2%と54.7%であった。包接錯体は正孔またはブロック状構造物の一定量を有する積層構造を有していた。糊化したトウモロコシ澱粉と比較して,転移温度,ピーク温度および包接錯体のエンタルピーは大きく異なっていた。1771cm~ 1と顕著なピークシフトでのC=Oの主要ピークは包接錯体の形成を明らかにした。X線回折(XRD)分析はコーンスターチ極性芳香化合物包接錯体の結晶化度が増加することを明らかにした。交差分極マジック角スピニング~13C核磁気共鳴(CP MAS ~13C NMR)の結果に基づいて,新しいピークと化学シフトは小さな芳香化合物の存在に起因し,それによってトウモロコシ澱粉包接複合体の形成を確認した。【結論】小非極性および極性芳香化合物はコーンスターチと複合体を形成することができた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食品の化学・栄養価  ,  澱粉 
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