文献
J-GLOBAL ID:201702271720365417   整理番号:17A0037215

PPV(ウメ輪紋ウイルス)の現状と対策 PPVの宿主範囲と国内農業生産上の脅威

著者 (2件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 27-30  発行年: 2017年01月01日 
JST資料番号: G0617A  ISSN: 0037-4091  CODEN: SHBOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
日本で発生しているウメ輪紋ウイルス(PPV)D系統の宿主範囲を調査した。木本植物に関しては,東京都青梅市のPPV発生ウメ圃場周辺にて自生している検体168種のいずれからもPPVが検出されず且つ,10種を用いたPPV接種試験においても感染は認められなかった。サクラ属以外の木本植物がPPVのD系統の伝染源となる可能性は少ないと推測された。草本植物では,青梅市のPPV発生圃場内で採集した336種からはPPVが検出されなかったものの,接種試験ではシロヨメナやアメリカナデシコ等の6科10種への感染が確認された。これらのPPV感染性の高い植物が,ウメ圃場等で感染源となる可能性については更なる検討が必要である。ここでは,諸外国におけるPPVの甚大な農業被害の状況を紹介し,日本でも起こりうる経済的な被害拡大についても論じた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果樹  ,  ウイルスによる植物病害 
引用文献 (13件):
  • AGRIOS, G. N. (2005) : Plant Pathology, Academic Press, Cambridge, p.66-67.
  • DAMSTEEGT, V. D. et al. (2007) : Plant Dis. 91 : 18-23.
  • JAMES, D. and D. THOMPSON (2006) : EPPO Bull. 36 : 222-224.
  • LLÁCER, G. (2006) : ibid. 36 : 227-228.
  • - and M. CAMBRA (2006) : ibid. 36 : 219-221.
もっと見る

前のページに戻る