抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
環境問題の観点から,エネルギー消費を抑える商品開発を行う上で,高い強度と非常に軽い特性を有する炭素繊維を熱可塑性樹脂で固めた熱可塑性炭素繊維複合材(以下,CFRTPとする)の活用が検討されている。特に輸送機器において,CO
2削減,燃費向上を目的に軽量化が求められており,使用部材の鉄,アルミから,CFRTPへの置き換えが期待される。しかし,金属に比べ炭素繊維は高価なため,コストの低減が課題となっている。そこで,本研究では,加工コスト低減のために,CFRTPシートの冷間プレスせん断加工に関して研究を行った。平織CFRTPシートに対して,最適なせん断加工条件を検討し,せん断時に5°下曲げ又は5°上曲げし,応力を付与した状態でのせん断が,切口面に影響を与えることがわかった。(著者抄録)