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J-GLOBAL ID:201702272156607358   整理番号:17A0700486

志賀毒素産生Escherichia coli酸パイナップルジュースに適応したおよび合成胃液に曝露されたにおける酸耐性遺伝子の生存と発現【Powered by NICT】

Survival and expression of acid resistance genes in Shiga toxin-producing Escherichia coli acid adapted in pineapple juice and exposed to synthetic gastric fluid
著者 (5件):
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巻: 121  号:ページ: 1416-1426  発行年: 2016年 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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目的:本研究の目的は,E.coli O157:H7と比較して室温と冷蔵温度でのパイナップルジュース(PJ)への適応後の合成胃液(SGF)への曝露に生き残るための非O157志賀毒素産生大腸菌(STEC)血清型の能力を決定し,耐酸性(AR)遺伝子,rpoS,gadAとadiAの相対的転写発現を調べることであった。【方法】と結果:五種の異なるSTEC血清グループ(O26とO103とO104,O111およびO157;n=0~10)に属する抵抗性および感受性株を本研究で用いた。すべての株は4および20°Cで24時間保存PJ(pH 38)で適応された,全ての菌株において遺伝子の相対的転写レベルをリアルタイム定量的PCRアッセイを用いて定量した。PJにおける適応後,STEC株は,2時間37°CでSGF(pH=15と20)に曝露した。一般的に,4°CでPJに適応したSTECはSGF(P<005)への曝露と20°Cと非適応対照でPJにおける酸適応と比較して強化された生存率を示した。さらに,耐性株は感受性株(P<005)と比較して,より高い生存率を示した。全体として,4°Cでの適応はPJで有意に(P<005)増強された遺伝子発現レベルをもたらし,gadAの転写レベルはrpoSとadiA遺伝子のそれより高かった。【結論】低温でPJの適応に起因するAR遺伝子のアップレギュレーションは,消化管のような酸性環境におけるSTECの生存を増加させる可能性がある。,血清型O103:H2,O111:H8を含むいくつかの非O157STEC株は,STEC O157:H7のそれに類似している比較的高いARレベルを示した。研究の意義と影響:酸性果実ジュース中の,そして潜在的に他の酸性食品におけるAR遺伝子の誘導は非O157STEC血清型による食中毒のリスクを増加させる可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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微生物検査法  ,  食品の汚染 

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