文献

J-GLOBAL ID：201702272220465157   整理番号：17A0369846

Zr基バルク金属ガラスのナノインデンテーション中のセレーション流動に及ぼす鋳造温度,サイズ及びアニーリング条件の影響【Powered by NICT】

Effect of cast temperature, size and annealing condition on the serrated flow during nano-indentation of Zr-based bulk metallic glasses

著者 (3件)： Venkatesh V. (Department of Materials Science and Engineering, Indian Institute of Technology Kanpur, Kanpur 208 016, India) ,  Gouthama (Department of Materials Science and Engineering, Indian Institute of Technology Kanpur, Kanpur 208 016, India) ,  Mondal K. (Department of Materials Science and Engineering, Indian Institute of Technology Kanpur, Kanpur 208 016, India)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 692  ページ： 745-757  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,五つの多成分Zr基バルク金属ガラスの機械的性質:Zr_58Cu_22Fe_2Ag_6Al_12,Zr_58Cu_22Fe_4Ag_4Al_12,Zr_58Cu_22Fe_4Co_4Al_12,Zr_58Cu_22Fe_8Al_12,Zr_58Cu_22Ag_8Al_12を扱い,非常に低い負荷率(80 μN/s)でナノインデンテーション法を用いた。Zr基ガラスをナノインデンテーション中のセレーション流動を示し,ステップ荷重-変位曲線として示した。Zr_58Cu_22Fe_2Ag_6Al_12の鋳造温度と断面積を変化させ,Zr_58Cu_22Co_4Fe_4Al_12合金のガラス転移温度以上および以下の温度のアニーリングによりせん断帯形成に及ぼす自由体積とナノ結晶化の影響に関する系統的研究を行った。実験データの解析は,より高い鋳造温度とより大きい鋳造断面積は部分結晶化,多重せん断帯の形成を促進することにより硬度を減少させるを引き起こすことを明らかにした。しかし,透過型電子顕微鏡の電子回折研究により確認されたようにナノ結晶相の似た様な部分でアニールしたガラスの硬度は自由体積の減少により増加した。,自由体積とナノ結晶相の両方を本研究で検討したバルク金属ガラスの機械的性質に大きな影響を及ぼすことが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *セレーション ,  ナノ結晶 ,  自由体積 ,  *ジルコニウム ,  硬度 ,  *金属ガラス ,  *ガラス ,  *バルク金属ガラス ,  透過型電子顕微鏡 ,  ガラス転移点 ,  *焼なまし ,  *ナノインデンテーション ,  剪断帯
準シソーラス用語： ナノ結晶化 ,  荷重-変位曲線 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 金属ガラス ,  急冷凝固 ,  Enthalpy ,  ナノインデンテーション ,  透過型電子顕微鏡観察 ,  TEM

分類 (1件)： 機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (8件)： Zr ,  バルク金属ガラス ,  ナノインデンテーション ,  セレーション ,  流動 ,  鋳造温度 ,  サイズ ,  アニーリング条件