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J-GLOBAL ID:201702272317121620   整理番号:17A0322140

エチレンとROS依存性経路は,Arabidopsis実生における低アンモニア誘導根毛伸長に関与する【Powered by NICT】

An ethylene and ROS-dependent pathway is involved in low ammonium-induced root hair elongation in Arabidopsis seedlings
著者 (5件):
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巻: 105  ページ: 37-44  発行年: 2016年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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根毛は栄養素供給への応答における塑性が,低アンモニウム(NH_4~+)条件下でのそれらの開発については比較的知られていない。本研究では,野生型Arabidopsis実生の3日間NH_4~+を減少させる根毛の大幅な伸びをもたらすことを示した。この過程におけるエチレンとオーキシンの媒介の可能性を調査するために,苗は低NH_4~+条件下で2,3,5-トリヨード安息香酸(TIBA,オーキシン輸送阻害剤),1-ナフチルフタルアミド酸(NPA,オーキシン輸送阻害剤),p-クロロフェノキシイソ酪酸(PCIB,オーキシン作用阻害剤),アミノエトキシビニルグリシン(AVG,エチレン生合成の化学的阻害剤),または銀イオン(Ag~+,エチレン受容きっ抗薬)で処理した。著者らの結果は,TIBA,NPA,PCIBは低NH_4~+条件下で根毛伸長を阻害しないことを示したが,AVGとAg~+は低NH_4~+誘導根毛伸長を完全に阻害した。これは低NH_4~+誘導根毛伸長はエチレン経路,オーキシン経路ではなくに依存したことを示唆した。更なる遺伝学的研究は,オーキシン非感受性変異体における根毛伸長は低かったNH_4~+処理に敏感であることを明らかにしたが,伸びは野生型植物よりエチレン非感受性変異体における感受性が低かった。添加では,低NH_4~+誘導根毛伸長は活性酸素種(ROS)蓄積を伴っていた。ジフェニレンヨードニウム(DPI,NADPHオキシダーゼ阻害剤)およびジメチルチオ尿素(DMTU,ROSスカベンジャー)は低NH_4~+誘導根毛伸長を阻害し,ROSがこの過程に関与することを示唆した。,エチレンは低NH_4~+条件下で根毛伸長を調節するROSと一緒に作用した。これらの結果は,Arabidopsisの実生は,低NH_4~+条件に曝された時,エチレンとROSを含むシグナル伝達経路は根毛伸長の調節に関与することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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植物生理学一般 
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