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J-GLOBAL ID：201702272619902349   整理番号：17A0303911

トランスフォーミング成長因子-Β/SMADシグナル伝達経路が急性肺損傷マウスの免疫バランスに与える影響【JST・京大機械翻訳】

Regulatory role of transforming growth factor- β /Smad pathway on immune imbalance in a mouse model of acute lung injury

著者 (6件)： Sun Hong (Department of Internal Emergency, East Hospital, Tongji University) ,  Liu Xiandong (Department of Internal Emergency, East Hospital, Tongji University) ,  Lyu Diyu (Department of Internal Emergency, East Hospital, Tongji University) ,  Bao Xiaowei (Department of Internal Emergency, East Hospital, Tongji University) ,  Bai Jianwen (Department of Internal Emergency, East Hospital, Tongji University) ,  Tang Lunxian (Department of Internal Emergency, East Hospital, Tongji University)
資料名： Zhonghua Weizhongbing Jijiu Yixue  (Zhonghua Weizhongbing Jijiu Yixue)
巻： 28  号： 11  ページ： 967-972  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2241A  ISSN： 2095-4352  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】急性肺損傷(ALI)マウスの肺組織におけるヘルパーT細胞(TH17/TREG)の平衡に及ぼす形質転換成長因子-Β(TGF-Β)/SMADシグナル伝達経路の影響を研究する。方法:60匹の雄のC57BL/6マウスをランダムに3つの群に分け,各群20匹とした。インターロイキン-17(IL-17)前処置群のマウスには,IL-17モノクローナル抗体200ΜGを腹腔内投与し,ALIモデル群には200ΜGの対照抗体IGG2Aを注射した。24時間後、両群はいずれも気管内にリポ多糖(LPS)4MG/KGを注射し[30ΜLリン酸塩緩衝液(PBS)]に注射し、ALIマウスモデルを誘導し、対照群は気管内に30ΜL PBSを点滴した。各群のラットは,24時間後に屠殺し,肺組織と気管支肺胞洗浄液(BALF)を採取した。肺組織の病理学的変化を光学顕微鏡で観察した。肺湿気/乾燥重量(W/D)比とBALF中の蛋白質含有量を測定した。肺組織ホモジネートにおけるIL-6,IL-10,IL-17AおよびTGF-Β1のレベルを,酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)によって検出した。TREGとTH17細胞は,フローサイトメトリーによって検出した。リアルタイム定量的ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を用いて,肺組織におけるレチノイン酸受容体ΓT(ROR),TGF-Β1,,3P3(FOXP3),SMAD2,SMAD3およびSMAD7のMRNA発現を検出した。肺組織におけるリン酸化SMAD2/3,SMAD7(P-SMAD2/3,P-SMAD7)の発現をウェスタンブロット法によって検出した。結果:対照群と比較して、ALIモデル群の肺組織には大量の炎症性細胞浸潤が見られ、肺胞壁の壁の膨潤、充血水腫/崩壊と点状出血を伴った。肺W/D比,BALF中の蛋白質含有量,肺組織のIL-6,IL-17A,TGF-PIレベル,TH17/TREG細胞の比率,TGF-Β1,FOXP3,SMAD2,SMAD3のMRNA発現は有意に増加した。SMAD7MRNA発現は明らかに減少した。ALIモデル群と比較して,IL-17前処理群の肺損傷は有意に減少した。肺W/D比は明らかに減少し(5.84±0.65対8.27±1.32)、BALF中のタンパク質含有量は明らかに低下した(G/L:0.09±0.02対0.18±0.05)。肺組織のIL-6(PG/MG:±465対105±145),IL-17A(PG/MG:±32対876±178),TGF-Β1(PG/MG:±45±10対96±26)は有意に減少した。肺組織のTH17細胞量[(6.78±0.35)%対(11.32±1.25)%]とTH17/TREG比(1.24±0.29対1.98±0.21)は明らかに低下した。肺組織のTGF-Β1,TGF-Β1,SMAD2,SMAD3のMRNA発現(2~(-?CT):1.04±0.05)は,2.32±0.34,2.38±0.12対3.48±0.31,2.44±0.12対3.25±0.34,2.36±0.09対2.98±0.13,P<SMAD2/3(A値:1.78±0.25対2.58±0.32)であった。SMAD7 MRNA発現(2~(-?CT):0.84±0.09対0.69±0.03)とP-SMAD7(A値:0.76±0.12対0.53±0.05)は明らかに上昇した。統計的有意差が認められた(P<0.05)が,FOXP3 MRNA発現は,2つの群の間で有意差があった(2(-?):1.74±0.05対1.62±0.13,P>0.05)。各群の肺組織のIL-10レベルは統計学的有意差がなかった。結論:TH17/TREGの不均衡はALIの発生に関与している可能性があり,TGF-ΚBシグナル伝達経路はTH17/TREGの免疫不均衡を制御する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： フローサイトメトリー ,  病理学 ,  リン酸化 ,  *PCR法 ,  ヘルパーT細胞 ,  ウェスタンブロット法 ,  インターロイキン10 ,  モノクローナル抗体 ,  リポ多糖類 ,  ELISA ,  インターロイキン ,  肺胞
準シソーラス用語： インターロイキン17 ,  肺組織 ,  *Smad蛋白質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Acute lung injury ,  Helper T cell 17 ,  T-regulatory cell ,  Transforming growth factor- β1 ,  Smad

分類 (1件)： 呼吸器の基礎医学  (GI01020H)

タイトルに関連する用語 (7件)： トランスフォーミング成長因子 ,  SMAD ,  シグナル伝達経路 ,  急性肺損傷 ,  マウス ,  免疫 ,  バランス