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J-GLOBAL ID：201702273595120239   整理番号：17A0156219

フクラスズメ(Cycotodes coerulea Guenee)感染に対する応答におけるラミー(Boehmeria nivea L.Gaud.)のトランスクリプトーム解析

Transcriptome Analysis of Ramie (Boehmeria nivea L. Gaud.) in Response to Ramie Moth (Cocytodes coerulea Guenee) Infestation

著者 (7件)： ZENG Liangbin (Chinese Acad. of Agricultural Sci., Hunan, CHN) ,  SHEN Airong (Hunan Acad. of Forestry Sci., Hunan, CHN) ,  CHEN Jia (Chinese Acad. of Agricultural Sci., Hunan, CHN) ,  YAN Zhun (Chinese Acad. of Agricultural Sci., Hunan, CHN) ,  LIU Touming (Chinese Acad. of Agricultural Sci., Hunan, CHN) ,  XUE Zhaodong (Chinese Acad. of Agricultural Sci., Hunan, CHN) ,  YU Yongting (Chinese Acad. of Agricultural Sci., Hunan, CHN)
資料名： BioMed Research International (Web)  (BioMed Research International (Web))
巻： 2016  号： Molecular Biology  ページ： ROMBUNNO.3702789 (WEB ONLY)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U7008A  ISSN： 2314-6133  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フクラスズメは,経済的に重要な害虫であり,重要な天然繊維作物であるラミーの収量を著しく損なう。ラミー-害虫の相互作用の根底にある分子機構は,今日まで不明である。したがって,トランスクリプトームプロファイリング分析は,RMに対するラミー防御メカニズムの理解を助けるだろう。この研究では,最初にRM曝露(CH)および非曝露(CK)ラミー葉由来の2つのcDNAライブラリーを構築した。その後のCHおよびCKライブラリーのシーケンシングにより,それぞれ40.2百万および62.8百万のリードが得られた。さらに,これらのリードのデノボ組み立ては,それぞれ26759および29988のユニジーンを生成した。これらの2つのライブラリー由来のデータの統合されたアセンブリは46533のユニジーンをもたらし,ユニジーン当たり平均長さは845bpであった。これらの遺伝子のうち,24327(52.28%)に予測される蛋白質機能によって機能的に注釈が付けられた。CKおよびCHトランスクリプトームプロフィールの比較解析により,1980個の差次的に発現する遺伝子(DEG)が明らかにされ,そのうち750個が上方制御され,1230個が下方制御された。13のランダムに選択された遺伝子の定量的リアルタイムPCR(qRT-PCR)分析は,イルミナシーケンシングによって測定された遺伝子発現パターンを確認した。DEGの中で,転写因子や,プロテアーゼ阻害剤,および抗酸化酵素の発現パターンが研究された。全体として,これらの結果は,RMに対するラミーの防御機構についての有用な洞察を提供する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ヤガ科 ,  *ラミー ,  生体防御 ,  トランスクリプトーム ,  害虫 ,  生物相互作用
準シソーラス用語： *フクラスズメ

分類 (2件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 感染 ,  応答 ,  ラミー ,  Boehmeria ,  トランスクリプトーム解析