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J-GLOBAL ID:201702273634787507   整理番号:17A0439110

HIV-1のTatはRho/ROCK情報伝達経路を介して脳内皮細胞におけるオクルディンおよびAβ転移受容体の発現を調節する

HIV-1 Tat Regulates Occludin and Aβ Transfer Receptor Expression in Brain Endothelial Cells via Rho/ROCK Signaling Pathway
著者 (6件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.4196572 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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HIV-1トランスアクチベーター蛋白質(Tat)はHIV関連神経認知障害において重要な役割を果たすことが示されている。この研究の目的は,HIV-1関連病理との関連で,ヒト大脳微小血管内皮細胞(hCMEC/D3)におけるオクルーディンとアミロイドβ(Aβ)転移受容体の間の関係について評価することである。hCMEC/D3細胞におけるオクルディン,終末糖化産物に対する受容体(RAGE),および低密度リポ蛋白質関連蛋白質1(LRP1)の蛋白質発現はウェスタンブロッティングと免疫蛍光染色を用いて調べた。オクルディン,RAGE,およびLRP1のmRNAレベルは定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応を用いて測定した。24時間暴露による1μg/mLでのHIV-1 Tatと30μmol/LでのRho阻害剤ヒドロキシファスジルはhCMEC/D3細胞の生存性に対して有意な作用を示さなかった。HIV-1 Tat蛋白質による処理はオクルディンとLRP1のmRNAおよび蛋白質レベルを低下させ,RAGEの発現を上方調節したが,これらの作用はHFにより減弱された。これらのデータは,Rho/ROCK情報伝達経路がhCMEC/D3細胞におけるオクルディン,RAGE,およびLRP1のHIV-1 Tat仲介性変化に関わっていることを示唆している。HFは血液脳関門の完全性とAβ転移受容体の発現を保護することにより有益な影響を示すものと思われる。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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生物学的機能  ,  遺伝子発現  ,  ウイルス感染の生理と病原性 
物質索引 (1件):
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