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J-GLOBAL ID:201702273928709768   整理番号:17A0401278

トリクロサンの電気化学的に媒介される変換ラッカーゼと抗菌活性に及ぼす代謝産物形成と影響【Powered by NICT】

Laccase- and electrochemically mediated conversion of triclosan: Metabolite formation and influence on antibacterial activity
著者 (4件):
資料名:
巻: 168  ページ: 549-558  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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環境汚染物質トリクロサン(TCS)のラジカル酸化からの代謝産物形成は子嚢菌(Phomasp.UHH5 1 03)と担子菌(Trametes versicolor)ラッカーゼ,ラッカーゼ酸化還元メディエータシステム,及び電気化学的酸化(EC)を用いて比較した。ラッカーゼ酸化は主にTCSジ及び三量体を生じたが,特に,TCSエーテル結合開裂をもたらした。後者はEC触媒TCS酸化,より広範かつ多様な生成物スペクトルをもたらす時により顕著であった。これとは対照的に,定量的だけではなくTCS代謝産物形成の定性的差異は二ラッカーゼで観察された。推定天然ラッカーゼ酸化還元メディエータの応用シリンガアルデヒド(SYD)はラッカーゼ系のTCS形質転換反応をシフトしたエーテル結合開裂に対するよりオリゴマ化。しかし,SYDとT CSからの優勢な付加物の生成,及び2,6-ジメトキシ-1,4-ベンゾキノン(DMBQ)にSYDの同時変換による反応系からSYDの観察された迅速な除去はSYDはT CS酸化中のリサイクルの意味での「真の」ラッカーゼ酸化還元メディエータとして機能しないことを明確に示した。SYDないT CSのラッカーゼ処理はさらにSYDを用いた処理よりも抗菌TCS活性を減少させ,SYD及び/又はその変換生成物は細菌毒性に寄与することを示した。DMBQはIC_20値の観点からその親化合物SYDよりも細菌増殖抑制試験においてより活性で約80%であることが分かった。これらの観察は,SYDラッカーゼ系の毒性効果の潜在的原因としてDMBQを確立した。酸化還元メディエータの自然起源は環境的に優しい無害としてその使用を自動的にしないことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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