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J-GLOBAL ID:201702274144121590   整理番号:17A0832800

Hg~2+センサのためのナノ銀インプリントされたポリビニルアルコールナノ複合材料薄膜【Powered by NICT】

Nano silver imprinted polyvinyl alcohol nanocomposite thin films for Hg2+ sensor
著者 (5件):
資料名:
巻: 246  ページ: 96-107  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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銀ナノ粒子(Ag NP)刷込アルギン酸ナトリウム(SA)/ポリビニルアルコール(PVA)ナノ複合材料薄膜を,「ワンポット」合成プロトコルを用いて作製した。ここでは,アルギン酸ナトリウムは両として挙動し,Ag NPの調製時の還元剤及び安定化剤である。Ag NPの生成は反応温度の変化により最適化し,UV-vis分光法により確認した。ナノ複合材料薄膜の透過型電子顕微鏡(TEM)およびFourier変換赤外(FTIR)研究を実施して,微細構造と表面機能性を確立した。SA Ag/PVAナノ複合材料薄膜の構造解析をX線回折(XRD)研究により行った研究した。調製したSA Ag/PVA薄膜を水溶液中で非常に低濃度Hg~2+を検出できることが分かった。SA Ag/PVAナノ複合材料薄膜の検出限界(LOD)及び定量限界(LOQ)の下限はそれぞれ0.9ppbおよび3.04ppbであることが分かった。ナノ複合材料薄膜は,0.9ppbから1200ppbにHg~2+(aq)の線形応答を示した。インプリントされたAg NPの表面プラズモン共鳴(SPR)バンドにおける強度と青方偏移の減少は,水銀の存在下で2分でも観察された。種々の分析パラメータ,接触時間,温度及び被検質媒体のpHのような変化したセンサ膜の実用性を研究した。SA Ag/PVAナノ複合材料薄膜をpH2.0 10におけるHg~2+(aq)に対して良好な応答を示した。Hg2+(aq)の検出に向けた他の金属イオンの干渉は不良であり,SA Ag/PVAナノ複合材料薄膜は水相におけるHg~2+の高感度かつ選択的検出のために割り当てることができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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